オンライン卒業式
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
私は、中学校の時の卒業式に校長先生から頂いた言葉が忘れられないで生きてきました。概要としては、卒業するのが怖くなるような社会課題をあげて下さいました。今でいうSDGsに関することでした、食糧危機・気候変動・災害などのこと。その後に頂いた言葉
「ただ、私には希望があります。卒業生の皆さんです。だから安心しています。」
斜に構えていた学生だった自分に突き刺さった言葉でした。
そのお陰で私は、NEC社会起業塾・ETIC社会起業塾などを通して社会起業家と呼ばれる人になれました。それも、全て原点は中学校の卒業式です。
中学校卒業式の学年が、義務教育開始の小学校入学式を東日本大震災で中止された世代ということで、記念すべきオンライン卒業式を創りたくて思い立ちました。
ただ、中学校だけではなく、周囲の大学医学部や看護学校の卒業式中止も耳にするようになって
【卒業式=新しい門出】ということにして
卒業生への「教員」「親」「地域」「有識者」「在校生」「想いをもった人」からのメッセージ
卒業生からの宣言を含めたメッセージなどの場を創りたいと思いました。
▼オンライン卒業式の個人的こだわり
妹の大学卒業式が中止になりました。その時に、慶應義塾大学はオンライン卒業式を実施してくれました。逆にいつでも立ち返ることが出来る卒業式になりました。
https://www.ustream.tv/recorded/13507397
米国留学していた弟の高校卒業式の時、豚インフルエンザが影響しました。
あの時、何の力にもなれなかった力不足アニキのリベンジです。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
私のように、心に刺さるメッセージで人生をより豊かになる人が増えていくような場にしていきたいです。
また、コロナウイルスの「せい」じゃなく
未来でコロナウイルスの「おかげ」って言われるような場にしたい
▼類似活動
※下記は、2011年東日本大震災の際に、オンライン卒業式をした母校SFC映像
SFCはオンライン卒業式ではなく、今年はVR卒業式になりました。
第一号に慶應ビジネススクール村上准教授からメッセージ頂きました。理由は福沢諭吉の想いとのこと。
時代: 1868(慶応4)年5月15日。諭吉34歳。
場所: 東京芝の慶應義塾教室。
場面: 戊辰戦争のただ中、この日は官軍と幕府方の彰義隊が上野で激突。教室内にも大砲の音が聞こえてくるぞ。
「先生!戦いの火の手がここまでやって来るのではありませんか!授業どころではありません!」
「先生!我々も戦うべきではありませんか?」
「諸君!今、我々は日本の文明人として行動している。
日本を文明国にするか否かは今、我々の行動にかかっているのだ。だからこそ、机に向かおう!勉強をしよう!
というぐらい勉学と行事を大切にしていたからとのこと。