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  • Kosuke Tsubota

アウンサンスーチーさん誕生日とミャンマー起業

最終更新: 2019年6月19日

今日は、アウンサンスーチーさんの誕生日です。ミャンマーにおいての非暴力民主主義の指導者として、現在ミャンマーの首相として紹介されることが多いので、名前だけでも聞いたことがある人が多いと思います。偶然にも私の周りには、ミャンマーにサッカー代表チームをつくるために、サッカーを教えに行く人や、ミャンマーの医療を支えるために活躍している人等ミャンマーに関係する人々が多いので、気になってしまいます。

先日の川崎市で起きた殺傷事件で被害になって有名になったミャンマー語通訳担当官小山智史外務省職員等とは共通の知り合いが浮かび上がってくるぐらいです。

話がそれましたが、アウンサンスーチーさんは、ビルマ族のお父様アウンサン(ビルマ建国の父と呼ばれています。)とイギリス統治時代に最も優遇されていた高学歴層のカレン族のお母さまから生まれました。

ちなみに、ビルマとミャンマーは、同じ国です。135もの民族がいる、他民族国家で国家の名称がイギリスの統治下じゃなくなったり、政権交代が起きたりする等によって変わっております。135もの民族がおりますので、一番使われる言語がビルマ語でありますが、ビルマ語が第二言語になっている方々が生粋のミャンマー人にもおりますので、ミャンマービジネスの言語的ハードルも日本に来た多国籍の方よりは柔らかいと思います。

今日は、アウンサンスーチーさんの誕生日でありますが、彼女のことを紹介したいわけではありません。私は起業するならば、ミャンマーという国は挑戦するのにとてもいい国だということを紹介したいです。ミャンマーはタイ・バンコクから飛行機で一時間、アジアビジネス圏の中心活性地が東南に以南している今立地的にもいいことだと思います。

大和証券が協力して作られたミャンマーの証券市場は未だ3歳で、上場している会社もまだ一桁代です。来月に規制が緩和されて海外資本の会社が創りやすくなりますが、そのようなまさに発展しはじめる社会は、起業家にとって最も良い環境です。軍事政権国家であったために、かなり許認可的なところが、ありますが、日本の戦後のように勤め人である人の方が少なく、起業する人、海外から仕事を持ってくる人が日々現れます。起業するのには、環境が必要な場面があります。その環境に最も適している状況にあるのが今のミャンマーです。

また、インフラも整っていない分野であるために、大企業と一起業家の差が先進国程大きくなく、経営者の器次第で多様な活躍ができます。また、日本が震災復興できたのは、国家の運があった。国家の運、業界の流れにのるのが、一番会社を経営するのによいと言われていますが、その国家の運、業界の流れが出来つつあるのがミャンマーだと思っています。カントリーリスクは未だにないとは言い切れないですが、日本のロート製薬等の上場企業がミャンマー市場で活躍をしはじめてきており、駐在員も募集してきている状況です。距離的にも、タイミング的にも、起業するのにはいい国家であると私は考えています。

尚、ミャンマーに行かれる際には、基本的に「絶対」と呼ばれるものは何もないと思っていて下さい。ミャンマーは今日の朝まで、財産だと思っていたものがただの紙切れになるというような経験をたくさんしてきた方々が住んでいます。そのため、仕事の優先順序も変わることが多く、スケジュールもあまりたてず、スケジュール変更が多いです。そして、ミャンマー人は会社にも仕事にもロイヤリティーは感じず、人に、人間の魅力にロイヤリティーを感じます。そのためマンツーマンで顔を合わせることが何よりも大事なものとなります。メールや電話ではなく直接顔を合わせることが何よりも大事なのです。また、まだインフラが整い切れていない段階でありますので、メールや電話がつながらないというのは当たり前の状況なので、尚更です。人間力でそのまま勝負が出来る、戦後の日本のような市場はなかなかなくなってきているので、私は人間力があり、日本の企業の体質に合わない方々にも良い環境であるのではないかと思っております。もちろん、先日書かせて頂きましたシニア起業家等は、日本で培っていた知識や技術が必要とされている環境であるとも思います。

ミャンマーで気を付けるべきこととして他には、日本人として当たり前とされているビジネス習慣の「見積もり」というものは、お金にならないのに働けというメッセージに伝わってしまいます。仕事をしっかりと依頼しお金を支払い人間と人間の関係を築いていくことがミャンマーでビジネスを実施していくときの強みになるのです。ミャンマーでの利益は、日本の金額にしたら微々たるものかもしれませんが、会社だけじゃなく、業界だけじゃなく、国と一緒に育っていく楽しさを感じられるのがグローバルビジネスの楽しさだと思います。

また、身体一つでビジネスを行うことが出来るということを、知ることでどこでもビジネスが出来るユダヤ人のようなビジネス能力を得ることが出来ると思います。

最後に、イスラム教の方とナンプラーが苦手な方々はいかない方がいいと思います。ロヒンギャ問題があることもさることながら、ナンプラーは日々の食事に影響してきます。起業家としての一番の資本である身体を壊してしまう可能性がありますので、行かれる際には日本国内のミャンマー料理店やミャンマー人の集まりに顔を出して、ミャンマーに行く前にミャンマーの友人を創る、そしてミャンマーの食事・文化を体感して欲しいです。

尚、ミャンマーに行かれる際は、ご自身の健康診断と予防接種は実施していかれることをおすすめします。実際に私が、足を向けて眠れないぐらいの恩人は、ミャンマーで狂犬病の犬に手をかまれたことがあります。狂犬病の予防接種は絶対にやっていってください。

といっておきながら、来年の今頃には全く逆のことを言っているかもしれませんが、少なくとも今はミャンマーが熱いと思っています。

脱線してしまいましたが、このアウンサンスーチーさんの誕生日の一ヶ月後7月19日は、お父様のアウンサン氏の追悼記念日であり、ミャンマーに少しでも関心がある人はこの6月19日という日はちょっとミャンマーのことを考えてしまう日だと思います。

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