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コロナウイルスCOVID-19に関して(新しい病気と看護5)

喜業家としての坪田康佑ではなく、不安な感情を取り除く感護師として、そして

保健師としての坪田康佑で書きます。というのも、前回ブログ【新しい病気と看護4:新型コロナウイルスCOVID-19に関して】で説明したコロナウイルスの七武海という表現などが地味に褒められたので、もう少し書きます。一応、前回からの引用の七種類のコロナウイルスは下記です。


コロナウイルス七武海

  1. 229E

  2. NL63

  3. OC43

  4. HKU1

  5. SARS-CoV

  6. MERS-CoV

  7. COVID-19(今回の新型コロナウイルス)

前回、COVID-19(今回の新型コロナウイルス)の確定診断には、PCR検査が必要であることをお伝えさせて頂きましたが、PCR検査はお金と時間がかかる上に、設備に限界があるために検査の前に、既存の検査で消去法対策が必要となります。インフルエンザ抗原検査、喀痰検査などで同じ症状でも別の原因がないのかどうかを調べます。インフルエンザの検査は有名ですが、喀痰検査などは、あまり耳にしないと思うので、解説すると、まず喀痰(かくたん)と読みます。

意味は、字の如く「痰を吐くこと」です。他にも吐かなくても単に「痰」のことを言う時にも使用します。「痰」って、以外にもいろいろな情報をもっていて、「痰」の主成分は、気管や気管支粘膜からの分泌物です。その分泌物の中に剥離(はくり)した細胞や吸引した異物、細菌やウイルスなどが混じっていることがあるので、調べられるようになります。今回のCOVID-19(今回の新型コロナウイルス)で、呼吸器疾患の症状が出てくるのですが、他の呼吸器の病気を調べるために不可欠の検査になっています。

細かくいうと喀痰検査には、喀痰細胞診と喀痰細菌検査があります。消去法の検査をしていくのと同時に実施されていくのが臨床診断です。症状から判断していくことで、今回、中国の対応から日本の対応まで、いろいろと対応に関して取り上げられていますが、時間が経過したおかげで、COVID-19(今回の新型コロナウイルス)に感染したときの症状のパターンが分かってきました。現在、言われているのが二パターンあって、1つは、人々の不安を創り上げている風邪症状が1週間ぐらい続くだけで、そのまま軽快するというものです。

この経過をとる人が大半なので、前回ブログでも紹介した時のようなSARS-CoV、SARS-CoVの時よりも低い致死率とされています。そして、高齢者や他の疾患を持っている方々は、普段から風邪に対するリスクは高いものが、COVID-19(今回の新型コロナウイルス)の責任にさせられています。そのため、コロナウイルス七武海として紹介させて頂いたものの中でも、昔からある4つの229E、NL63、OC43、HKU1に近いというと語弊があるのですが、似て非なるものって感覚です。

2つ目のパターンは、この風邪症状が1週間ぐらい続いた後に、ぐったりとする倦怠(けんたい)感と息苦しさが出てくるものです。実際には、体がむくんだり、下痢が重なる人もいるようです。下痢が出てくる症状としては、他のコロナウイルスのSARS-CoVと似ています。そしてこの状況に入った時に先ほどにも上げさせて頂きました高齢者や他の疾患のある方のリスクがとても上がるのです。面白い傾向として、今のところ、子供はこの経過をとらないようです。前回ブログ【新しい病気と看護4:新型コロナウイルスCOVID-19に関して】では、武漢大学中南病院の公表データなどでの仮のデータでしか紹介できませんでした。

今の2020年2月20日の段階では、潜伏期間の数値も出てきていて、他のコロナウイルスとほぼ同じぐらい平均5日で、SARS-CoV、SARS-CoVと違って1日でることもあって1~11日が潜伏期間と言われています。すぐに症状がでることと、長い潜伏期間がこの感染が拡がった原因とみてもよさそうです。そして、人々を不安にさせている入院を要するほどに重症になるものは、平均して10日ぐらいで、9.1~12.5日とされています。一番、感染しやすい感染力が強いのは、発症から3~4日目ぐらいだと考えられていますが、重症化すると感染力をキープした状況でいることになるので、院内感染に繋がりやすいのです。SARS-CoV、SARS-CoVでも、医療従事者への感染率は約20%なので、似た状況が起きています。それでは、医療従事者の感染力が高いところから、今後の医療従事者の取るべき対応をまとめます。

今後の医療従事者の取るべき対応3つ


  1. 自己防衛・感染管理の徹底

  2. 高齢者患者及び疾患を持つ患者への感染防御

  3. 公衆衛生としての感染防御指導


1)自己防衛・感染管理の徹底

マスクが必要な状況と不必要な状況をしっかりと把握して、ついついやってしまう顎マスクということで、危険性を高めるどころか感染源になってしまうことを避ける。マスクが必要な状況は、3つ「1自分自身に症状がある場合」「2患者さんに症状があって、近くで看護や医療を提供する必要がある場合」加えての3つ目は具体的です「3痰の吸引やネブライザーを実施する場合」です。そして、ついつい勤務で手を抜いてしまうが、重要である手洗いを、学生時代の病院実習やオペに入る時の気持ちで臨むことが大切です。清潔・不清潔の基本に立ち返ることが必要です。

2)高齢者患者/疾患患者への感染防御

医療従事者として患者さんを護ることが重要な仕事です。高齢者及び疾患のある患者さん、特に、糖尿病や高血圧、腎臓病など慢性疾患があって、定期の内服薬を要している人をハイリスクの患者さん

として感染しないように対応します。医療機関だけじゃなく、介護施設や訪問診療・訪問看護も同様です。

3)公衆衛生としての感染防御指導

花粉症対策・インフルエンザ対策・ノロウイルス対策で有名になってきましたが、基本である手洗いである、手指衛生の徹底の伝達です。そして、ドアノブ・蛇口・タオル・お箸やフォーク・スプーンなどでの感染があることを注意して徹底します。


どんなことも、人の笑顔を創るため やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪


関連ブログ

新しい病気と看護1:新しい感染症

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新しい病気と看護3:世界の流行り新型コロナウイルス1.23

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