• Kosuke Tsubota

ゴミが教えてくれることその3

ゴミは、消費者行動の結果、いろいろなことを雄弁に語って教えてくれます。

ゴミが教えてくれたことの続き


ゴミが教えてくれたビジネスのこと4つ

1)マーケティング

2)サプライチェーン

3)土地・地域情報

4)新しい視点


2)サプライチェーン

ゴミは消費者行動の結果です。そのために、商品のサプライチェーン、いやそれだけじゃなくロジスティクスも含めて全ての物流に関して教えてくれます。

また、最近ではゴミなどの廃棄物の責任はメーカーにあるというドイツの考え方が日本でも広まってきているので、サプライチェーンという供給体制だけではなく、供給し終えた後のリサイクルチェーンまでビジネスとしては考えていく必要がある段階にきているのだということを感じます。日本国内には古来から「もったいない」という概念があって、それを環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが、世界の言葉「MOTTAINAI」にしてくれました。特に、ワンガリ・マータイさんは、4つのRがMOTTAINAIには込められているということで、Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)、Respect(尊敬・感謝)、 環境活動の3Rをたった一言で表せるだけでなく、 かけがえのない地球資源に対する Respect(尊敬の念)が込められている言葉としていて、日本人として大変誇らしいです。しかし、大量消費時代・使い捨て時代を通して日本は変わってしまったのかな?というのが、法律が創られないと動かないという状況で創られた平成10年に出来た特定家庭用機器再商品化法、通称家電リサイクル法です。家電リサイクル法自身は、資源の有効活用と廃棄物を減らすことを目的として、 一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルを推進するための法律です。ワンガリ・マータイさんが世界に提唱して家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)が平成10年に出来てからもうすぐ20年以上が経過するので、生まれた時からリサイクルすることが当たり前という世代が、ビジネスの中心になってきているので、今後かわっていくのかな?とも感じます。

サプライチェーンから話が少しずれてしまいましたが、話を戻します。ゴミ拾いの対象となるゴミは、大量生産・大量消費のものが多いので、配送のための工夫や在庫管理のための工夫のゴミが目に入ります。特に、消費者にとっては、重要なものではないので、消費者にとってはゴミなので、ポイ捨てされるか、落とされても気が付かないか?(いや、きっと落としたのでしょう。)消費者としてだと気が付かない部分だけを抽出された状況で、みることが可能となります。またまた、タバコが出てきますが、タバコの箱の周りにあるビニール。ゴミとしてよく落ちているので、何で存在するのか?考えたり、喫煙者に聞いたりして分かりました。細かい葉っぱのクズとかがこぼれてきたり、逆にゴミが入ったりしてしまうために、配送と品質保持のために行われているものであることが分かりました。その視点で、世の中をみてみると、今はあまり購入しませんが、CDやDVD等の品質保持をしたいものや子供のお菓子などもビニール包装さっれているということに気が付いて、サプライチェーンのためにつけられたもので、そして、そのためのビジネスがあるということを学びました。そこまで分かってくると目的として他に汚れないようにすることや、バラバラにならないようにまとめるためにあること、そして段ボール等よりもコストが安いために行われていること等も学ばせて頂きました。そして、ビニール包装のことを、シュリンク包装という名前だということも分かりました。異なる業界のことをここまで考えることは、あまりありませんが、ゴミ拾いは、「ゴミが教えてくれることその2」でも記載しましたが、孤独な作業なので、思考する余裕がありますし、ゴミ減らすことできないかな?いや、そもそも何で、存在しているのか?という存在意義を考えられるのです。

存在意義って、あって当たり前として過ごしているとなかなか考えることが出来ないものなので、ゴミ拾いでゴミとして抽出されたものだけに触れることによって、考えることが出来ます。現在は、サプライチェーンということで、供給体制までがビジネスモデルですが、リサイクルチェーンという状況が差し迫ってきているので、リサイクルする際には、どんな形にするのがいいだろうか?等いろいろと考えることができます。

これは、私のエリア特有のゴミだと思いますが、私が住んでいるエリアは、大手印刷会社が近くにあるために、中小印刷会社や出版社、デザイン会社等があります。物を運んでいるフォークリフトが普通に目の前を通っていきます。ゴミ拾いをする前までは、フォークリフトを観るだけでしたが、ゴミ拾いをするようになると彼らが落としてしまったゴミを拾うことがあります。そこには、配送や在庫管理のために工夫された痕跡が残っていたり、工夫のために生じたゴミだったりするので、近すぎて知らなかった職場見学という形で勉強になりました。

3)土地・地域情報

ゴミは、消費者活動の結果だけではなく、ビジネス活動の結果生まれたものです。上記にも少し触れましたが、落ちているゴミで地域のことがよくわかるようになりました。印刷会社が多いとは思っていても、彼らの仕事や工夫等を全く知りませんでしたが、落ちているものから勝手に、「門前の小僧習わぬ経を読む」形で学ばせて頂きました。


(続く)

ゴミ拾いで、ノンストップで文章記載しています。大好きです。ゴミ拾いからこんなに文字化できるのだから、やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪


関連ブログ

ゴミが教えてくれることその1:ゴミ拾い習慣

ゴミが教えてくれることその2:ゴミ拾いSNSアプリPIRIKAとゴミが教える消費者行動


参照URL

MOTTAINAI http://www.mottainai.info/jp/

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