• Kosuke Tsubota

ゴミが教えてくれることその8:デザイン力が変えるゴミ

ゴミゴミいっていますが、折角かいているので、ゴミブログにならないようにします。

前回に続きましてゴミ関連ビジネスのご紹介です。ゴミ関連ビジネスは下記4つに分類するとお話しました。


1)ゴミ収集ビジネス

2)ゴミ処理ビジネス

3)リサイクルビジネス

4)ゴミ削減ビジネス

5)ジャンクアート


1)ゴミ収集ビジネス

ゴミが教えてくれることその5:ゴミビジネスーUber」でUberのゴミ収集版、米国のスタートアップRubicon Global (ルビコングローバル)を紹介しました。

ゴミが教えてくれることその6:最近上場したゴミ回収会社」では、日本で最近上場した老舗企業二社、株式会社要興業と株式会社ミダックを紹介しました。

ゴミが教えてくれることその7:ゴミ回収グローバル企業」では、グローバルゴミ回収企業TOMRA Systems ASA (トムラ)を紹介しました。


2)ゴミ処理ビジネス

株式会社ナカダイ」さんの続きです。 2007年、株式会社ナカダイさん70歳の時に、生まれ変わります。株式会社ナカダイさんの言葉を借りると「量を集めるシステムからの脱却 」です。きっかけは、商品の在庫処分のために生まれた廃棄物をどうにか出来ないか?ということですが、単純にリサイクル・リユースするのでは、私がわざわざブログに書きません。 彼らは【多様な価値観と自由な発想で社会に貢献する】 という理念のもとに、 【“使い方”を創造し、“捨て方”をデザインする】 というビジョンを掲げて変革しました。最近では、ビジネスとデザインのコラボレーションは、普通なとになってきていますが、今から10年以上も前にデザインの力を用いて廃棄物の魅力を伝えることにしたということです。廃棄物に「魅力」、ミスマッチングな感じがしますが、株式会社ナカダイさんが本業を愛して事業運営していることを、様々なところから感じ取れます。具体的には、 学校の統廃合で廃棄された跳び箱をなんと逆さにしてしまって、テーブルを創り上げるということを実施しています。

(参照: https://news.livedoor.com/article/image_detail/13067708/?img_id=15357258)

今までならば、跳び箱は、粗大ごみとして扱われて、破砕して木片のチップにされていましたが、新たな工業的なコストを支払う必要なく、新しい価値を提供しているのです!その画期的なデザインの力を支えているのが、女性の力だということです。ゴミ処理ビジネス、一般的に廃棄物処理業者といわれる業界で、尚且つ老舗企業としては珍しく55名いる社員の4割が女性と発想だけじゃなく組織構造までがイノベーティブにあふれています。ゴミ処理ビジネスの枠組みを外し、新しいイメージを引き込む素晴らしい事業展開をしています。モノマガジンとのコラボレーションして、産業廃棄物を用いた商品を開発したり、渋谷ヒカリエのオープニングイベントでは集客イベントの実施したり、建築家の隈研吾氏とコラボレーションして、居酒屋の内装に廃棄物を使ってもらったりしています。将来、このような使われ方が広がる可能性を感じるのは、美術大学とコラボレーションして、美大生の卒業展示会での制作支援と素材の提供をしています。学生時代の集大成である卒業制作で使用した素材やお世話になった企業というものは、いつまでも記憶に残るものです。卒業していった美大生たちが、どのような活動をしていくのか?そして株式会社ナカダイさんはどのようにフレキシブルに展開していくのか?ワクワクします。 誰かにとっていらないものは、誰かにとっての宝物であることを感じます。実際に株式会社ナカダイさんの仕事は「廃棄物を使って何かを作りたいと考えている人はいて、廃棄物を捨ててしまいたい人と、使いたい人をつなぐのが、ナカダイの仕事」といっています。

また、コンサルティング事業として、 会社の廃棄物に対して「廃棄物の使い方」を提案して企業のイメージ化アップからCSR活動など、新たな価値を提供しています。人間は、ピカピカの新品の建材に囲まれた空間では居心地が悪いということで、廃棄物を素材に使って居心地の良い空間を飲食業やオフィスに提供しているとのことで、Googleのイメージ検索かPintarestで検索すると株式会社ナカダイさんのステキな試みがいろいろみられます。


(つづく)


ゴミでも、こんなにワクワクするビジネスがあるのですから、やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪



関連ブログ

ゴミが教えてくれることその1:ゴミ拾い習慣

ゴミが教えてくれることその2:ゴミ拾いSNSアプリPIRIKAとゴミが教える消費者行動

ゴミが教えてくれることその3:ビジネス

ゴミが教えてくれることその4:新しい視点

ゴミが教えてくれることその5:ゴミビジネスーUber

ゴミが教えてくれることその6:最近上場したゴミ回収会社

ゴミが教えてくれることその7:ゴミ回収グローバル企業


ゴミ関連ビジネス参照URL

アイカサ: http://i-kasa.com/ 傘のシェアリングビジネス(ゴミ削減)

ピリカ: https://corp.pirika.org/ ゴミ拾いSNSアプリPIRIK

Rubicon Global (ルビコングローバル): https://www.rubiconglobal.com/ ゴミ収集Uber

株式会社ミダック: http://www.midac.jp/ ゴミ収集会社

株式会社要興業:https://www.kaname-k.co.jp/ ゴミ収集会社



Tomra(トムラ): https://www.tomra.com/ リサイクル自販機会社

トムラ・ジャパン株式会社 : http://www.tomra.co.jp/tomra/

もったいないMOTTAINAI: http://www.mottainai.info/

産業廃棄物処理業者「ナカダイ」 : http://www.nakadai.co.jp/

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