• Kosuke Tsubota

ゴミが教えてくれること24:世界へ挑戦プラスチック代替戦

今日も買い物でレジ袋の辞退が出来ました。

ロンドン大学のフィリッパ・ラリー(Phillippa Lally)博士の習慣化の研究によると、66日間継続すると習慣に出来るということです。これは、本当のようで、意識してから数か月経過して、現在ではタイミングを逃すことなく、躊躇せずにレジ袋の辞退を言えるようになりました。


習慣化に関して

少し脱線します。フィリッパ・ラリー博士の実験内容ですが、被験者には、習慣化したい行為である「運動する」や「食べる」や「飲む」などの行為を毎日12時間続けてもらいました。そして、こうした行為をきちんと実行したどうか記録するため、毎日報告してもらいました。毎日12時間なので、かなり強制力のある研究ですが、この研究によって、被験者の特性や行為の難しさによって、18日しかかからなかった場合もあれば、一番長いので254日もかかった場合もあったとのことですが、代替平均して66日間で習慣化されたということです。難易度の違いとしては、例えば昼食にフルーツを食べる習慣をつけようとした被験者に比べて、運動を習慣にしようとした被験者は、習慣化に1.5倍の日数がかかったとのことです。太る習慣は作りやすいけれど、痩せる習慣は作りにくいということが、証明されました。ちなみに2日間以上の間をあけると習慣化に遅れが生じるということですが、1日ぐらいサボっても習慣化に全く影響しないということです。つまり、一週間のうち週末土日両方ともサボってしまうと習慣化するのに遅れてしまいますが、週末のうちどちらかに少しでも実践しておくと習慣化されていくということです。今から振り返ってみると、ゴミ拾いの習慣化も同じような形で、土日両方ともやらなかった時は、習慣にならなかったのですが、土日のどちらかに実施するようになってからは、習慣になりました。


株式会社カネカ(東証1部 4118) https://www.kaneka.co.jp/

「カ」ガクで「ネ」ガイを「カ」ナエル会社なだけあって、化学メーカーとして、プラスチック代替品を開発しています。特に海洋プラスチック問題を解決することができる製品「カネカ生分解性ポリマーPHBH」を開発しています。 (https://www.kaneka.co.jp/business/material/nbd_001.html )「カネカ生分解性ポリマーPHBH」は、海水中でも分解される性質がある生分解性ポリマーで、微生物が植物油を摂取して体内にためたポリマーから創り上げたもので、プラスチックそのものが、生物が生成してくれたもので、自然なプラスチック、微生物が作った生分解性プラスチックです。商品情報抜粋

「植物油などのバイオマスを原料とし、微生物発酵プロセスによって生産されるポリマーです。自然界に存在する多くの微生物により分解され、最終的には炭酸ガスと水になります。海水中を含む様々な条件下で優れた生分解性を示すことから、食品包装材料、農業・土木資材、海洋資材などの幅広い用途への利用が期待され、二酸化炭素の排出量削減や地球環境保全に貢献します。国内に年間1,000 トンの実証設備2019年12月に年間約5,000トンへ生産能力増強予定海水中で生分解するという「OK Biodegradable MARINE」認証取得。米国FDA「食品接触物質」登録済み 。」以上

今年2019年8月には、株式会社セブンイレブンジャパンとセブンカフェ用のストローを共同開発して、一部店舗で採用されています。また、今年2019年6月に行われたG20軽井沢会合では、各国政府やメディアの関係者が装着したネームカードケースにもこの素材が採用されていました。

プラスチック代替品日本代表として、世界にお披露目された商品ともいえます。


G20軽井沢会合での

ちなみに、このG20軽井沢会合では、日本代表だけではなく、会場近くの展示会場「G20イノベーション展」で、前回ブログ【その23:プラスチック代替の戦い国内編】でも紹介した企業を筆頭に、100以上の会社や団体が出展して、独自技術を海外に発信致しました。【その22:プラスチックと起業家の戦い】で紹介した企業と共に世界でのプラスチック代替品の戦いは加速化しています。アメリカの自動車会社が、自動車排出ガス規制への対応が遅くなったために、日本を筆頭とする自動車会社に追い抜かれた過去があります。日本を主軸に置くと、アメリカを追い越し追い抜けた過去があります。スターバックスやディズニーを筆頭としたアメリカの消費会社が、脱プラスチックをしはじめているので、素材メーカーとしての日本の地位を高めるのに今年の軽井沢会合が追い風になることを祈っています。


株式会社アキュラホームhttp://www.aqura.co.jp/

この展示会で注目を浴びた木製のストローは、株式会社アキュラホームが国内の間伐材を使って企画・開発したものです。木製ストロー「AQURAS」 https://www.thewoodstraw.com/ として独立したウェブサイトを作成してブランディング展開しています。

すでに、ビートルズも宿泊したことで有名な「ザ・キャピトルホテル東急」で木製ストローは導入されているので、実際に触れることが出来ます。コストとしては、【その23:プラスチック代替の戦い国内編】で紹介した NPO法人木野環境が提供する麦わらストローと同じぐらいの値段で数十円と発表されています。


ゴミでも、こんなにワクワクするビジネスがあるのですから、やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪


関連ブログ:ゴミが教えてくれることシリーズ

その1:ゴミ拾い習慣

その2:ゴミ拾いSNSアプリPIRIKAとゴミが教える消費者行動

その3:ビジネス

その4:新しい視点

その5:ゴミビジネスーUber

その6:最近上場したゴミ回収会社

その7:ゴミ回収グローバル企業

その8:デザイン力が変えるゴミ

その9:メルカリはリサイクル企業

その10:海外展開リサイクルチェーン

その11:使えるものは使う

その12:アンティークになる

その13:リサイクルで難民支援

その14:くるま

その15:地球税

その16:ゴミオークション

その17:リサイクル3手法

その18:ゴミ関連アプリ

その19:プラスチックゴミ

その20:海洋プラスチックゴミ

その21:昆虫食とプラスチック

その22:プラスチックと起業家の戦い

その23:プラスチック代替の戦い国内編

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