• Kosuke Tsubota

ゴミが教えてくれること26:ゴミから生まれる縁

ゴミ拾いをしていて、地味に嬉しいことがあります。


それは、挨拶されることです。


普段歩いていたら、何気なく通り過ぎるのだと思いますが、ゴミ拾いをしていると一定の割合で何故だか?挨拶してもらえることがあります。


「おはようございます」


その一言で、なんでかな? むっちゃ嬉しくなってやる気がでます。


逆に、地味に悲しいことは、目の前で拾おうとしたゴミを踏みつけられることです。

いや、きっと悪気があったわけじゃなくて、急いでいたのですよ

きっとそうですよ

もしくは、私のことが嫌いなだけで、汚そうとしたわけじゃないと思います。

でも、地味に悲しいことです。

ゴミ拾いのモチベーションが下がります。


自分に芯がないって言ってしまったら、それで終わりますが、似たような感覚を持つ人は少なくないはずです。


それぐらい、すれ違うぐらいの縁でも、出会いって、影響力があります。うまれます。

ちょっと怖いぐらいの影響力ですが。。


こんな時に思い出すのが、 世界でも他に例をあげることが困難である徳川家が3百年の太平の礎を築くうえで、少なからず貢献した含蓄のある言葉です。徳川将軍家の剣の指南役を長年勤めあげた「柳生家」の有名な家訓です。特に江戸時代の初期、家康、秀忠、家光の3代に仕えた柳生宗矩が家訓にしたそうです。


小才は、縁に出合って縁に気づかず。

中才は、縁に気づいて縁を活かさず。

大才は、袖すり合うた縁をも活かす。


縁ってそれぐらい大切なものです。

今回、私がブログを書いていてよかったと感じた縁がこの【ゴミが教えてくれることシリーズ】でありました。【その23:プラスチック代替の戦い国内編】で株式会社TBM https://tb-m.com/limex/ の新素材「LIMEX(ライメックス)」をご紹介させて頂きました。そして、ブログでおススメしました。それに対してTwitterで2019年12月20日にサステイナブルビジネスマガジン「オルタナ」のオルタナ編集長様から助言頂きました。

https://twitter.com/setsumori/status/1207702269593935872

編集長様から教えて頂いたことは、オルタナで特集されていた石灰石ペーパーが本当に環境に良いのかどうか?というテーマの特集でした。

緊急連載「石灰石ペーパー類」は本当にエコか(上)

オルタナ編集長様に許可を頂いたので、一番学びになったところを抜粋させて頂きます。

(ここから引用) 「確かに、石灰石(石灰岩)は地球上に豊富にあり、日本でも自給できる。だが、石灰石(CaCO3)に由来する製品を焼却した場合、必ず二酸化炭素(CO2)が発生する。

さらには石灰石ペーパー類には石油由来の樹脂が含まれているので、そこから出るCO2も勘案しなければならない。

もちろん紙を燃やしてもCO2は発生するが、その由来は植物なので、もともと大気中に存在したCO2が大気に戻るだけだ(「カーボンニュートラル」の考え方)。だが、石灰石は化石燃料と同様、地中に埋まっていたものなので、燃やせば燃やす分だけ大気中のCO2が増えることになる。石灰石ペーパーは寿命が長いため、廃棄や燃やす必要性が少ないとの意見もある。だが、図書館蔵書など長期保存される紙類は別として、日常生活で使われる紙類はいずれゴミ箱に行くのは必然だ。「地球上の石灰岩がすべて熱分解したと仮定すると、気温が300度上昇するといわれる」(地球大紀行2;日本放送出版協会, 1987)。もちろん石灰石ペーパー類だけでそのような状況になることは考えられないが、その「温室効果」を甘く見てはいけない。」(引用終わり)


かなり怖いリスクを抱えていることが分かりました。そのため、そのまま特集を拝読させて頂きました。


緊急連載「石灰石ペーパー類」は本当にエコか(中)

(ここから引用)「 紙代替のLIMEXは、一般の人には「紙」に見える。そのため、間違えて古紙回収に出されてしまう可能性が高い。そうなると製紙会社にとっては再生繊維にならない「古紙」を買わされた挙げ句、場合によっては製紙工程に影響が出る。 」

国内のリサイクル関係者からは「再生紙の製造工程にLIMEXが混入すると迷惑」(大阪府の再生紙工場)という声が相次いでいる。

プラスチック混入により出来上がった紙の品質が悪化することも考えられる上、石灰石部分が製紙汚泥になる。古紙から再生紙を作る工程は、まず回収した古紙をパルパーと呼ばれる漕に投入し、温水と混ぜ、ドロドロにする。それをスクリーンで漉(こ)すわけだが、LIMEXのような異物はこのスクリーンや配管を詰まらせる。また、微細化してスクリーンを通過した場合は、紙製品の表面に異常が生じ、販売できなくなる恐れがあるという。公益財団法人古紙再生促進センター(東京・中央区)が発行する『古紙ハンドブック2019』には、禁忌品A類に「ストーンペーパー(プラスチックと鉱物でつくられているので、正確には紙でない)」と記載されている。禁忌品とは古紙リサイクルを阻害するため古紙回収に出してはならないもののことで、A類とB類がある。A類は「製紙原料とは無縁な異物、並びに混入によって重大な障害を生ずるもの」、B類は「製紙原料に混入することは好ましくないもの」(同ハンドブック)とのことだ。古紙再生促進センターに確認したところ、「多量に入るとパルパーで目詰まりを起こすことがあり、操業を停止して取り除く必要」がでてくるとのことで、2012年にストーンペーパーを禁忌品A類に指定したそうだ。つまり、LIMEXが混入することで、古紙リサイクルは重大な障害が生じる危険性があるのだ。」(引用終わり)

新しい代替品が生まれたからこその弊害であるので、一概に石灰石ペーパーを悪者にすることは出来ませんが、新しい代替品には、新しい循環サイクルが必要だということを学ばされます。(つづく)

ゴミでも、こんなにワクワクするビジネスがあるのですから、やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪


関連ブログ:ゴミが教えてくれることシリーズ

その1:ゴミ拾い習慣

その2:ゴミ拾いSNSアプリPIRIKAとゴミが教える消費者行動

その3:ビジネス

その4:新しい視点

その5:ゴミビジネスーUber

その6:最近上場したゴミ回収会社

その7:ゴミ回収グローバル企業

その8:デザイン力が変えるゴミ

その9:メルカリはリサイクル企業

その10:海外展開リサイクルチェーン

その11:使えるものは使う

その12:アンティークになる

その13:リサイクルで難民支援

その14:くるま

その15:地球税

その16:ゴミオークション

その17:リサイクル3手法

その18:ゴミ関連アプリ

その19:プラスチックゴミ

その20:海洋プラスチックゴミ

その21:昆虫食とプラスチック

その22:プラスチックと起業家の戦い

その23:プラスチック代替の戦い国内編

その24:世界へ挑戦プラスチック代替戦

その25:プラスチックを減らす起業家

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