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  • Kosuke Tsubota

地域ビジネスの強さ


先日、執筆させて頂いた記事「選挙ビジネス」にて選挙銘柄と呼ばれる上場企業や、挑戦している起業家等を紹介させて頂きましたが、それ以上に具体名があがってこない選挙ポスターの印刷会社さんや選挙事務所での食事のお弁当屋さん、ウェブサイト製作会社等のスモールビジネスと呼ばれているものがいかに選挙というものに関係しているのかを紹介させて頂きました。

先日の紹介には、まだまだ不足していたところがあります。選挙という特別なタイミングだからこそのものはボランティアの方々のTシャツや雨具関係などまだまだありますし、候補者の方々のネクタイや洋服など以外に日常的なものもの、日常的に眼にするスモールビジネスが国家的イベントを支えております。その腹積もりの中には、候補者の方々が自分を応援して頂けるように、地域にお金を落とそうと努力していることもありますが、地域に根差しているスモールビジネスは強いのです。スモールビジネスというのが、よく使用される言葉なので、採用されましたが、私はあまり好きではないので、私が用いる言葉「地域ビジネス」と今後は言わさせて頂きます。

好きになった背景というか、その強さに気が付けたきっかけとしては、私自身が、中学生時代から一貫校と呼ばれる私立に進学してしまったために、地域に憧れていたことがあります。そのため、少し背伸びをして、中学校三年生で部活を引退した後に、一貫校で高校受験がなかったために、主婦の方々が参加される地域の手話教室に学ばせて頂いたり、高校の時は少しスレていましたが、大学一年生の頃には、地域医療系サークルという各大学医学部には必ず存在する、地域に医療ボランティアに行くサークルに所属して北海道の町まで行かせて頂いたりしていました。(※最近では、海外支援サークルに生まれ変わっている大学も少なくないです。)

地域ビジネスと話すとインフラビジネスと勘違いされる方々もいらっしゃいますが、電気やガス、下水道のようなインフラビジネスとは違います。地域ビジネスとは、そこの地域の働いているパパママを支えている保育園を中心に考えると、保育園の子供達に給食の食材を売って下さる方々、子供達の遊びに使う粘土やクレヨン、画用紙等文具を販売して下さる方々、そう地域に根差している方々です。少し前まで、大型ショッピングセンターが出来ることによって、地域の商店街は潰れていってしまうとか、地域ビジネスは衰退していってしまうとか言われておりました。しかし、その大型ショッピングモールの攻勢をビジネスの才覚で生き残ってきた方々、また大型ショッピングモール等が攻められる程の人口がなかった地域にて、ビジネスの才覚を活かして生き残ってきた方々は本当に強いです。

最近、売れている「しょぼい起業で生きていく」という書籍や「しょぼい喫茶店の本」という書籍など、地域ビジネスを起業ととらえるような流れになってきていることは私は大好きな流れです。その前にインターネットを通じて仕事をしていくということで、UターンIターンのススメのような土台があったからこそ、このような流れになってきていますが、地域ビジネスは強いです。何が強いかというと、ビジネスの提供者とビジネスの受給者が、状況によって立場が逆転変化する。だからこそ、お互いさまという文化が出来上がっている。また、地域ビジネスを運営していなくても、学校の先輩後輩関係であったり、遠方の親戚であったり、同じお店に集まる仲間だったりします。

わざわざ顔認識AIがなくても、本人の顔どころか親の顔や子供の顔まで認識されて、その名の通り信用という決済機能が働いたりします。そこまでは、田舎すぎだと言われても、田舎よりも都内の方が密集しており、歩いていける距離なのも強みだと思っています。私はいま、飯田橋から神楽坂の間の昔ながらの喫茶店でこのブログを記載させて頂いているのですが、この喫茶店に行く前には、徒歩2分の場所にある鍼灸マッサージ店で身体のメンテナンスをして頂いていました。実は、メンテナンスして頂いただけじゃなく、新しいビジネスの話に盛り上がらせて頂いて、先輩経営者としていろいろと教えて頂いたりもしてきました。その前には昼食を別のお店にいってきましたし、朝には、私とビジネスとして関係のない工務店の先輩経営者と朝のご挨拶立ち話から地域の情報と共に私が現在関係している仕事に関する情報等をいろいろと教えて頂きました。

アポイントもとらなくても、自然と出会ってしまう距離で仕事がうまれると偶発的なものがいろいろと生まれていきます。シリコンバレーの強さの一つは、子供の父母会でIT起業家同士の繋がりやコラボレーションがうまれたり、スターバックスでの偶然の出会いで起業家同士のサービスの高めあいがうまれたりするのがシリコンバレーの魅力の一つだということです。私は、シリコンバレーではなくても、この地域ビジネスというものは、強くなっていくものだと思っています。地域ビジネスといっても、Amazon等のEコマース等にとって代わられるのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、少しぐらいの値段の差ぐらいでは、地域を創り上げていくという、住居環境に関する情報や関係性、安心性に還元が出来るので変更する気になりません。

また、現状のITサービスの情報活用レベルでは、地域ビジネスの方が強みがまだまだあり、地域ビジネスの方にロイヤリティーカスタマーにお互いがなっています。その分、カントリーリスクが高いと思われるかもしれませんが、お互いに提供できるものを知っているとお金の価値がなくなった時には、サービスそのものの物々交換というものが出来るので、地域に根差していると強いと感じます。また、黒川温泉のように地域内で競争してサービスを提供していた地域が逆に一体化して、地域そのもので包括的サービスを提供するというチームワークが可能になっていきます。

私は地域ビジネスが人の密度が濃くて、好きです。地域ビジネスが失敗してしまう場合は、地域の方としっかりと向き合っていなくて地域の方々に好まれなかった末です。知恵と戦略を地域で相談していける状況が地域ビジネスです。

やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪



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