• Kosuke Tsubota

新型コロナウイルスCOVID-19に関して(新しい病気と看護4)


注意深くみていた新型コロナウイルスですが、武漢の閉鎖に伴って、社会の注目が高まったので、ブログで取り上げなくなりましたが、逆に社会の注目が高まったために中途半端な情報も流れている状況なので、新型コロナウイルスもCOVID-19って名前もついたことなので、少し情報をまとめて発信していきます。

日本国内の公的病院の院内研修資料を元に記事を記載するので、信用して下さい。

ただ、病院名に関しては、現在コロナウイルス疑いの患者さんが入院しているだけで、いろいろなニュースと過度な不安をあおってしまう状況下なので、現在時点では、私のオンラインサロン(https://note.com/kosuketsubota/circle )参加者以外では、伏せることをご容赦下さい。


コロナウイルスとは?

新型コロナウイルスということで、世間が話題

にしていますが、そもそもコロナウイルスというものはどういうものなのかを解説します。これは、私が看護師で保健師であって医療機関の経営者だったから知っていることですが、コロナウイルスは、ほとんどの人が生涯に数回感染するほどポピュラーなウイルスです。生涯に数回感染するっていう点では、インフルエンザウイルスやウイルス・ロタウイルスとかと同じようなものです。

コロナウイルス七武海

  1. 229E

  2. NL63

  3. OC43

  4. HKU1

  5. SARS-CoV

  6. MERS-CoV

  7. COVID-19(今回の新型コロナウイルス)

ワンピース[ONE PEACE]が大好きなので、七という数字に対して、七福神ではないなぁと思って七武海という表現を用いさせて頂きました。この中の、1番から4番の四天王が、生涯に何度か同居するコロナウイルス君です。正式な情報源にも触れると国立感染症研究所でもしっかりと説明されています。引用元https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html


風邪のコロナウイルス

ヒトに日常的に感染する4種類のコロナウイルス(Human Coronavirus:HCoV)は、HCoV-229E、HCoV-OC43、HCoV-NL63、HCoV-HKU1である。風邪の10~15%(流行期35%)はこれら4種のコロナウイルスを原因とする。冬季に流行のピークが見られ、ほとんどの子供は6歳までに感染を経験する。多くの感染者は軽症だが、高熱を引き起こすこともある。HCoV-229E、HCoV-OC43が最初に発見されたのは1960年代であり、HCoV-NL63とHCoV-HKU1は2000年代に入って新たに発見された。(引用おわり)

コロナウイルスとあまり耳にしないために、心構えてしまう人がいらっしゃいますが、インフルエンザぐらい身近なものです。身近といっても、新型になると全く違う新型になると全く違うものとして取り扱うことが医療従事者にとってはとても大切です。それでは、四天王以外の3つのコロナウイルスを紹介していきます。


SARS-CoV

耳にしたことがある人が多いと思いますが、SARSのことです。

SARS

正式名称:Sever acute respiratoy syndrome

発生時期:2002年11月16日~2003年7月5日

ひろがり:32の地域・国々

患者数 :8,096名

死亡者数:774名

致死率 :9.6%

潜伏期間:2~7日(平均5日)

臨床的特徴:70%の患者に下痢

医療従事者の感染率:21.1%

私は、このSARSのために、海外支援活動の助成金を取得して活動をするところだったのですが、SARSトラブルの真っ最中だったので、活動の休止の決断を迫られて悩んだので記憶にくっきりと残っています。しかも決断して直後に沈静化したからこそです。

話を戻します。

MERS-CoV

こちらも、有名になったMERSことです。

MERS

正式名称:Middle east respiratoy syndrome

発生時期:2012年9月~

ひろがり:27ヵ国

患者数 :2,494名~

死亡者数:858名~

致死率 :34.4%

潜伏期間:2~14日(平均5日)

臨床的特徴:ヒトコブラクダとの接触

医療従事者の感染率:約20%

MERSって、未だに沈静化していなくて、致死率が34%といままのなのです。流行してから7年経過しても未だに流行しているということが、こちらの特徴です。これに新しく加わったのが、今回の新型コロナウイルスと言われるCOVID-19です。

こちらのデータはまだ測定中なので、しっかりとませんが、武漢大学中南病院の公表データでいうと、3,300床の病院で、1月1日から28日にかけて診断されたのが、138例です。

その138例の中で、抽出されている情報としては(情報元:JAMA. doi:10.100/jama.2020.1585 Published online February 7,2020.)

入院患者:17例

一般病床スタッフ:31例

救急外来スタッフ:7例

ICUスタッフ:2例


SARSやMERS同様に、医療従事者への感染の可能性が高いことが注意点です。

新型コロナウイルスの検査

PCR検査という、遺伝子検査が必要となります。インフルエンザウイルスの検査のような簡易検査できるようなキットはありませんし、インフルエンザのように当日に結果が分かることはないです。だいたい、検査してから結果が分かるまでに数日間かかります。どんな検査かというと、遺伝子を調べる検査で、遺伝子はそのままでは目で見ることはできないです。

でも、現在の技術では、人工的に、増やしたい部分だけを増やすことができるようになって、特別な装置を使えば目で検出することが可能になりました。PCR検査は、増やしたい遺伝子のDNA配列にくっつくことができる短いDNA(プライマー)を用意して、酵素の働きと温度を上げたり下げたりすることで、目的の遺伝子を増やす方法で検査します。そして、増えたDNAを染め出す特殊な装置に入れる事で、増えた遺伝子を目で確認する事ができます。検体の中に増やしたい遺伝子があれば増えて目で確認することができ“陽性”と判定されます。

そして、検体の中に遺伝子がなければ増えないので、目で確認することはできず、 “陰性”と判定されます。このPCR検査の手間や手順が分かると、検査をしっかりとしていても、結果が漏れてしまうことが分かると思います。知識がない状況で、頑張っている人を否定するのは辞めてほしいものです。次回は、日本国内の相談窓口のことなどを取り上げていきます。




どんなことも、人の笑顔を創るため やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪


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