• Kosuke Tsubota

本日、千葉大学次世代医療構想センター設置!

千葉県に実家がある私としては、気になるニュースです。

千葉県は、日本の空の玄関だと千葉に住んでいると感じます。というのも写真のような飛行機の姿が大小様々みえます。我が子の視力が見えているという安心感は、どんなに小さい飛行機の影も見つけることが出来て興奮しているからです。

さて、そんな千葉県の医療ですが、整形外科日本一の船橋整形外科病院に、新しい取り組みで話題の亀田総合病院に、企業病院としてキッコーマン総合病院に医療マニアの病院マニアとしては、心躍る県です。

また、昨年2018年12月に上場したドローンベンチャーである、 自律制御システム研究所(ACSL) がいるお陰で千葉市がドローン特区として様々な挑戦をしているために、国内の医療ドローンの挑戦などはここで始まるのではないか?と医療のロジスティックな分野に関しても気になる県です。また、先ほど日本の空の窓口としての機能から、2009年の新型豚インフルエンザ(A(H1N1)pdm09型)のパンデミックの際には、日本国内への防波堤としての検疫を感染症対策としても実施しているので、日本にとっての国内医療への影響としても重要な県です。エンターテイメントの世界としては、ディズニーリゾートがあるために、エンターテイメントの際の急患対応の順天堂大学浦安病院を拠点とした医療機関ネットワークに関しても国内だけではなく国外にも見本になる体制の県であります。

東日本大震災の際では、液状化現象でガス・電気・下水・水道といった4大インフラが止まった中にどのような医療を提供していったかという経験と津波、石油コンビナートの大火災を関東の中で唯一体験した地区としては、今後必ず訪れるという関東大震災に備えの参考になる県でもあります。総合病院国保旭中央病院では、長期入院していた精神疾患患者さんの退院を地域一体として実施して病棟そのものが精神科から他の科に変更するといった医療経営としても地域医療の変化としても関心の高い県です。また、日本で一番歯科医療機関のネットワークを構築しているデンタルサポート株式会社があったり、いすみ鉄道では過去移動中に歯科検診が出来るような取り組みをしていたり、そのようなリソースの詰まったように感じますが、銚子市立病院の突然の休院、救急医療体制の崩壊として東金病院→成東病院→銚子市立病院→成田赤十字病院と提供できなくなるなど地域医療再生を頑張って実施している県でもあります。

日本国内のプラス面もマイナス面もかなりひっくるめられているこの県で「次世代医療構想センター」が本日2019年8月1日に出来るのは、私としては少し気になるニュースです。


8月1日千葉大学次世代医療構想センター

千葉県からの寄附で3年間設置されることが決定したセンターです。

一番の目的としては、「次世代の医療を支える人材確保戦略」の立案のようです。実際には千葉県をモデルとした持続可能で質の高い医療の提供の実現とあります。

個人的見解

具体的には、「県内各地域の病院の現状及び課題の分析」ということでネットワーク構築した上に医療が計画経済だということが分かるように、優先順序は、政策医療分野(小児/新生児・産科・救急)となって、各地域の二ーズ、病院の機能、医師のキャリア形成の傾向を明確化するための精緻なデータの収集と分析および可視化としていくとのことです。最期には、「地域の医療提供体制・病院のあるべき姿、それを実現するために必要な医師や看護職員、病床・診療科の配置などの研究」とあがっているので、もしかすると公立病院の撤退ライン等の研究も期待します。医療機関の廃止というか、医療機関の看取り、地域の看取りに関する研究が実施されなかった場合、研究成果で効果があがって実現した未来ができたとしても千葉県に医師が集まる体制が出来上がる形で、他の県からは医師や看護師の吸い上げ等の結果がうまれてくる研究になると思います。

また、この研究の中の医師のキャリア形成等に、国で現在あがっている「無給医問題」「医師の残業時間問題」等の問題には着手するのか?しないのか?で大きく変わってきますが、3年間という縛りと寄附講座という制限の中での研究内容としては、どのようなものが出てくるのか、気になります。千葉県の寄附講座で、県の予算を使用して、国立大学が研究するので、税金の無駄がおきないように、何でも誤魔化すことが可能になってしまうような「次世代医療」という表現をしっかりと定義して、3年間の結果の成果の判断を国民、少なくとも県民が出来るような状況になることを期待します。


吉村健佑 センター長

今回、次世代医療構想センターのセンター長として就任された吉村健佑先生は、医療政策・ヘルスサービスリサーチがご専門です。偶然にも高校の先輩にあたる方で、吉村健佑先生が卒業した年に私が入学するというすれ違いです。吉村健佑先生の著作物を拝見させて頂いたことがあって、というか私の名前「康佑」と合体させると「健康」になるんだなぁってどうでもいいことで記憶に残っていた先生だったので、勝手に期待しています。

プロフィールresearch mapより抜粋)

1978年横浜市生まれ、左利き。1997年慶應義塾高等学校卒業、2000年東京大学教養学部中退、2007年千葉大学医学部医学科卒業、2012年東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻修了(MPH:公衆衛生学修士)、2018年千葉大学大学院医学研究院修了(PhD:医学博士)。精神科医として千葉大学医学部附属病院等で精神科薬物療法、認知行動療法、リエゾン・コンサルテーション精神医学の実践、難治性統合失調症の臨床研究や地域移行支援、並行して産業医として製造業の現場や医療機関でのメンタルヘルス対策の実務、および医学生・研修医・コメディカルへの教育に従事。

「For the patient.」を実現し、かつ持続可能な医療のあり方を探るため2015年4月厚生労働省に入省。医系技官として保険局と医政局を併任し、医療ビッグデータとしてのレセプト情報等データベース(NDB)のシステム更改と機能増強・利用規制の緩和、NDBオープンデータの仕様検討と作成・公開、医療情報連携ネットワークを介した診療情報共有に対する診療報酬の設計、遠隔診療のエビデンス構築に資する研究班の立ち上げ、診療ガイドラインを活用したEBMの普及推進など、医療情報に関連した政策立案と制度設計に関わる。その中で制度に直結する政策研究が足りない事を実感し、2017年からは厚生労働省と国立保健医療科学院を併任して主に医療経済分析の領域にて政策研究を実施。

2018年3月厚生労働省退官。2018年4月より医療機関の持続可能性をテーマに千葉大学医学部附属病院にて産業医業務および病院経営・管理学についての教育研究を行い、同時に千葉県庁健康福祉部医療整備課にて県内の医師確保対策に取り組む。2019年8月より千葉大学医学部附属病院 次世代医療構想センター長・特任教授。国立保健医療科学院、千葉大学、横浜市立大学、早稲田大学、群馬医療福祉大学、首都大学東京、神奈川県立保健福祉大学などで医療情報、医療政策、精神保健、行動科学等の講演・講義を行い、特に若手専門職へ公衆衛生分野の魅力とやりがいを伝えている。レセプトデータを用いた保険診療の実態分析、人材マネジメントを軸とした病院経営手法の開発、さらに科学的根拠に基づく公衆衛生(EBPH:Evidence Based Public Health)の実現とそれを担う人材育成に関心を持っている。

暑さが続いて突入した令和最初の8月!

新しいことがスタートしています。上記でとりあげた「医療機関の看取りと延命」実際に相談案件も増えているので、仕事にもなるものです。


やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪

​執筆履歴

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