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訪問看護事業会計とナーシングデューデリジェンス(訪問看護の婚活6)

喜んで起業、喜業家、喜業義塾坪田康佑です。

訪問看護の婚活1:訪問看護を嫁にだす】のブログを記載させて頂いてから、訪問看護ステーションの事業継承から、医療法人の事業継承など多々ご相談を頂けるになりました。まだ、お見合いのセットアップぐらいしか出来ていなく、結婚式があげられていない状況ですが、そこで得た知見が出てきたので共有します。

訪問看護ステーションの事業継承で検索すると、いろいろな会社が出てくるようになりましたが、以外にも担当者が勉強不足でお仕事をしているケースも少なくありません。是非とも注意してください。

会計基準

訪問看護ステーション事業を経営する法人形態が多様であるために、そもそもの会計基準が異なることがあります。

そのために、折角の良いお見合いだったとしても、結婚前の段階で、会計基準が異なっていることが分かって、同棲中。。。いやその前の真剣なお付き合いの最中にお別れするようなことが出て参りました。事業の事業の本質ではないところでのお別れなので寂しいのですが、訪問看護ステーションを嫁に出すことをお手伝いする人間としては、事前に相手の家柄を調べるかのように、事前にこのことをお伝えするようにしました。

  1. 医療法人

  2. NPO法人

  3. 学校法人

  4. 独立行政法人

  5. 社会福祉法人

  6. 一般社団法人

  7. 有限会社

  8. 株式会社

大きく分けても八種類もの法人形態があって、訪問看護ステーションを嫁に出す際に、法人そのまま嫁に出すのではなくて、訪問看護ステーション事業として嫁に出す時には、ちょっと会計基準が異なっていることなどがあって困ることがあります。

坪田の事例を少しかかせて頂きます。


上場会社に嫁に出さない理由


私のケースでいうと、株式会社と株式会社の結婚なので比較的スムーズにいくケースですが、私は【上場会社】への結婚ではなく、【非上場会社】への結婚を選びました。正直なところ、自分のことだけを考えれば、「上場会社に事業売却をした人」いう経歴が手に入ってキャリアアップになりますし、資金関しても非上場会社よりも上場会社の方が潤沢なケースが多いです。しかしながら、私は非上場会社を選びました。嫁に行って頂いた企業が、地域のことを真剣に考えてくださっていて、好感度が高かったということがます。

しかし、本質的なところとしては、訪問看護ステーションの仕事をしているメンバーのことを考えての選択でした。非上場会社と上場会社では、会計のスタイルが異なっています。特に、上場会社では、経理の専門部隊がいて、月次決算は、もちろんのこと四半期決算をキビキビとしています。非上場企業とは比べ物にならないスピードと業務量です。それを、地域の方々及び患者をみている訪問看護のメンバーに求めることは、本質的な仕事以外の仕事が多々生まれます。

そのために、地域のためにも、スタッフのためにも【非上場会社】に、お願いを致しました。

実際に創業者の利益を求めて【上場会社】に売却をした後に、連携がうまくいかなかったために、上場企業としては、成長が求められるので、成長分野ではないということから、出戻りというわけではありませんが、離婚をすることがおきます。離婚ならばまだいいのですが、実は苦しくて死別する可能性があるので本当に考えて頂きたいものです。

また、訪問看護ステーション事業の売却を仲介している会社さんの中には、高額での結婚がそのまま売上になるために、上場企業との結婚を進めるケースがあります。そこは、本当にを付けて頂きたいところです。そして、仲介会社さんの中では、訪問看護ステーションを手がけている法人の種類を全部言えない方がいることもあります。そして、結婚相手を探すのに、本当ならば相性がいいはずである他法人を探さずに、何度も結婚を繰り返してくれる上場企業を優先する傾向があります。

Nursing Business Due Diligence

Due Diligenceデューデリジェンスという言葉があります。具体的には、投資を行うにあたって、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査することを指します。そこで、お金回りのことをファイナンスデューデリジェンス(Finance Due Diligence)、法律回りのことをリーガルデューデリジェンス(Legal Due Diligence)といいます。

そこは、会計事務所で公認会計士さんや、弁護士事務所で弁護士さん等の国家資格保持者が登場してくるのですが、そこに看護師の価値は評価されません。


看護師の看護師による看護師のためのデューデリジェンス

そこで、私は、Nursing Business Due Deligenceナーシングビジネスデューデリジェンスの重要性を提唱します。

同じ専門職の国家資格保持者として、看護師が実際に訪問看護ステーション事業を適正に評価するのです。

最近では、訪問看護ステーションのお見合いとご結婚は、支援出来る方々に限界があったのですが、Nursing Business Due Deligenceを提唱させて頂いてからより多くの人を支援することが出来るようになりました。特にこのコロナウイルスショックで、本業に集中するために、訪問看護ステーション事業とお別れをする法人が増えてきています。

そして、支援に入らせて頂いたことで、IT企業から管理者が抜けた状況で、訪問看護事業に初参入するIT企業への嫁入りに関して「ちょっと待った!」をさせて頂くことが出来ました。訪問看護ステーションの管理者がいなくなった上で、訪問看護を全く知らない経営者、ちょっと不安が多いものでした。


どんなことも、人の笑顔を創るため やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪


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