• Kosuke Tsubota

訪問:社会起業 みやじ豚

最終更新: 2019年8月1日

現在、社会起業家として有名な「みやじ豚」のバーベキュー場にて執筆させて頂いている。

慶應義塾大学SFC出身の有名な先輩が経営している場所として、昨日今日と行われたSFC授業合宿の打ち上げの場所として最適な場所として選ばれました。余談ですが、医療マニアとしては、最近設立された医療法人健育会の慶育会病院は、最新鋭のリハビリテーションITを導入している病院です。みやじ豚を御存知でない方のために、少しだけご説明を致しますと、みやじ豚さんは徹底とした豚さんの食事管理や運動管理つまり健康管理を実施し、農林水産大臣賞を受賞するような美味しい豚さんを育てている農家さんです。

生産クオリティが高いことに加えて、直接豚さんを口に入れる、食べる方々とのダイレクトコミュニケーションを大切にしていて、バーベキュー場の運営をしたり、いち早くネット販売を開始したりしていた第一次産業の革命児です。また、その手法を農家のこせがれネットワークというネットワークを構築し、第一次産業に就労ではなく就農する方々を増やしたり、農耕地を増やしたりといった活動をしている社会起業家としても有名な方です。ユニークな病院と歩いていける距離に、社会変革影響を及ぼす、本当の意味での「ファーム」とそして、地域ビジネスで有名な「ホスピタル」があるのも、これは海外の学園都市の発展形式に類似しています。

ここまで分野が異なる、しかし最先端分野であるという共通項は、慶應義塾大学SFCが起こしてきた実績の一つなのでしょう。みやじ豚で有名な宮路先輩とは、人事院でのキャリア官僚教育プログラムでご一緒させて頂いたり、講演会でご一緒させて頂いたりしていたので、頭でっかちにはなっていて、実はなかなか出てこない「お化け」と「いつか」のいつか来たい場所という位置づけになってしまっていました。宮路豚そのものは、食べられる機会がどんどん増えていますし、イベントが開催されていたりするので、食させて頂いておりましたが、やはり本場の雰囲気を味わうという最も重要なことをしてきておりませんでした。それが、幸いなことに、「いつか」実施したかった母校での教員を実施した打ち上げの場所として選ばれたのは大変うれしい事です。

これは、日付けは入れておりませんでしたが、「やりたいこと」「行きたい場所」としてしっかりと私の夢ノートに心を込めて記載したからでの、引き寄せの法則だと信じています。さて、実際に来させて頂いた「みやじ豚」のバーベキュー場ですが、到着直前に雨が降り始めたので、大丈夫かな?という心配を正直に見越したかたのような設営がされていました。ビニールハウスのブドウ園を、とても大きく作成して、ブドウ園のブドウの下でバーベキューが出来るようになっておりました。また、想像以上に活気があり、老若男女が和気あいあいとしております。どこかの公園やバーベキュー場に必ずいるような鍋奉行ならぬバーベキュー奉行なような方はいなく、全員が参加して料理をして、全員が参加してご飯を座って食べられるようになっていました。

公園でのバーベキュー場では若い方々ばかりしか目につかない、事前に設営されていて行くだけでバーベキューができるような「バーベキューレストラン」だとお金で解決するような世代の方々しか目につかないということがなく、和気あいあいとその場にいる方々と知り合えるコミュニティのような雰囲気ももっていました。やはり直接来て、物事に五感で触れることの重要性を体感します。ブドウ園も、こんなに凛々しいブドウを見たことが無かったと感動しました。普段、私がみているブドウは、ブドウの収穫をするために、ワイナリーのブドウ園やブドウ狩りのブドウ園のビニールハウスは、低く作られているのだなと自然に対して人工の力が働いていたことを学ばされました。

それを、すぐに教えてくれるように雄々しくビニールハウスをおおっており、ビニールハウスのお陰でバーベキューをさせてもらっているというよりも、このブドウの樹のお陰で雨から守ってもらってバーベキューという楽しい場を作って頂いていると感じられる状況になっています。ブドウの樹の凛々しさは、西洋画でみたことはあったが、本物はみたことがなかった。西洋画で書かれているねじれながらも空に向かっている強さはこれかと感じました。そして、ビニールハウスも、空気がこもっているわけではなく、風通しも丁度が良く、雨宿りにクロアゲハやアゲハチョウが訪れていて、地域と密着より一歩踏み込んだ、地域の自然と密着でした。

地方で訪問看護ステーションを経営させて頂いていた時に、訪問看護を利用する方々が「リハビリテーションとして自然の中を歩きたい」という希望がありました。実は、訪問看護指示書というものは、基本的には「居宅」つまり「居住地」にしか該当することが出来ず、利用者さんの望みを叶えるためには、指示書を記載する医師がリスクをとるか、私たち訪問看護ステーションがリスクをとるか、患者さんが自己責任をとるかというような状況です。地方では、畑の中に家がたっていたり、敷地が広かったりしたために居住地という定義を大きくしてリハビリテーションとして歩くことに使用していました。その空間の中には、近所の方が入ってきてお話しをしたり、コミュニティができあがっていたりで、リハビリテーションも足腰だけではなく、脳への刺激もいいものだと感じておりました。

ここ数年、地方から離れて東京に住んでいたために、この在宅医療を考える上での地域のリソース、空間のリソースということを失念してしまっていたことを改めて教えて頂ける力強さのある空間でした。医療業も蓄農業も社会起業と言われてしまいますが、やはり地域に根強く根付いて強くいくもので、社会起業と言われるには、社会運動家に対しても起業家に対しても失礼になるのではないかというように考えさせられながら、医療業と蓄農業のコラボレーションは、一昔前に園芸療法とあげられていたものでとまってしまっているので、もっと進化させていくことは出来ないのか?思考を熟慮するには贅沢な空間でした。


やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪

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