• Kosuke Tsubota

起業する前に自分の最低必要額を調べる

最終更新: 2019年6月24日




パーキンソンの法則と呼ばれるほど、人間は収入が増えるのに従って、支出が増えます。起業する前は、逆にどこまで支出が下げられるのか?どこまで挑戦し続けることが出来るのか?を一度明確化してみることをおススメします。

私の大好きで尊敬している経営者である株式会社ホスピタリティワンの高丸慶社長から起業前に頂いた言葉です。

「月収5万円で生きる覚悟があるか?」

高丸慶社長には、この言葉のお陰で起業が出来たと言っても、そんなこと言ったっけ?という形ですが、明らかに私の人生を変えてくれた言葉でした。

起業に憧れていたただのサラリーマン、「いつか起業する」とするする詐欺を言い続ける詐欺師、行動に移していなかった分「いつか武道館をいっぱいにしてコンサートしてみせる」と叫んでいるギターマンよりひどく行動にうつさない、いや、うつす勇気がない弱い人間でした。ただ起業する前にMBAとらなければ、とかコンサルティング会社につとめなければ等のやらない言い訳だけは忠実に守り、アメリカに上智大学の兄弟校であるCanisius大学というところでMBAをとったり、世界一のコーチングファームである株式会社コーチエィに就職したりという起業と別の行動は実践していました。

今思うと、サッカー選手になりたいのに、バットを振る練習をし続けていたぐらい別物の努力でした。

ダイエットを始める前に、今の自分の体重を知ることが重要と言われているように、私は自分の最低コストを見積もって、実際にその生活に耐えられるのか?実験をしてみました。ある意味、起業するのが怖かったので、起業した後の生活を体験することにしました。(正直、留学するのが怖いから、留学したい場所に旅行にいってみるぐらいの挑戦でした。)

まず固定費を下げました。


株式会社自分の固定費削減事例


1) 家賃月額18.5万円→6万円

それに伴い駅徒歩30秒→15分

2)飲物自動販売機かコンビニ→手作り持参

しかも水筒を買わずにペットボトルを使いまわし

(衛生的におススメしません。)

3)ジム代等月額3万円→0円

4)移動費用 電車→自転車

ジム代金を見直した際に、カロリー消費のためにお金を支払っていることを体感し、カロリー消費と他の費用削減を考えた結果、自転車になりました。

5)お酒月10万円→10カ月禁酒

それに伴い飲み会頻度週3回→月1回

月1回付き合い等で行きましたが、起業するかしないか決心するまでは、禁酒を決心し、実践しました。自分のコントロールも出来ない人に起業は出来ないと思っていたのです。今やれと言われると辛いですが。。。

6)書籍月額2万円→図書館

それに伴い書籍コレクター→ブックオフへ売る

引っ越しでスペースが減ったこともありますが、起業家になりきって考えた時に使用頻度が低いものに管理・倉庫・検索コストが高いことが分かったので、使用頻度と使用する際にAmazonで検索し中古品を購入した方が安いと判断しました。二桁万円になりました。メルカリがあったらもっと高額になっていたと思います。

7)衣服代・クリーニング代の見直し

お店でクリーニング→アイロンを自分で実施する。

靴毎年購入→修理に持ってく

洋服毎シーズン購入→実家から古着を引っ張り出す

100円代のワイシャツのクリーニング代も、月20日来ていると年間で約6万円になっていたので、削除しました。

また、靴はすり減ったら新しいものと思っていたのですが、修理にもっていくとより安い金額です。金額だけではなく、靴のフィット感覚を調べる時間等が削減され、靴擦れのリスクが減ることが分かりました。

ユニクロなら安いからとシーズン毎にTシャツ等を購入していましたが、平日は勤め人だったので捨てるのが苦手で残っていたポロシャツ・Tシャツを利用するようにしていきました。

8)カフェで仕事→図書館・公園等を使用

ノマドワーカー的な形で、スターバックス、タリーズ等をよく使用しておりましたが、3日に1回ぐらいの使用でよっておりました。計算すると月に約5000円年間に6万円以上のコストの削減になりました。


全部考えると月額31万円も減らすことが出来て、年間で言うと384万円削減ができました。また、ブックオフのお陰で12万円ほどの売上がありました。(当時は利益といっていましたが、納入額より低く売却したものを利益と言えません。)



というか、これでは貯金貯まらないはずであることに納得したというか、ビックリしました。あまりお金を使う方ではないと思っていたので、知らない間に出費が増えてきてしまっていることに気が付きませんでした。キレイにパーキンソンの第二法則に該当していたことにショックを受けました。今でこそ事実を受け止めることが出来る余裕ができましたが、未だ独身貴族であった当時の自分は受け止めることが出来ずに、お酒は我慢していても飲み会には参加する理由を一生懸命考えて参加してしまったり、カフェは生産性がいいと言い訳をしたりしてしまいました。




でも、言い訳で逃げ切れなかった理由は、やはり株式会社ホスピタリティワンの高丸慶社長の言葉「月収5万円で生きる覚悟があるか?」が耳に残っていたからです。

上記をみれば分かるように、家賃代金で5万円を超えているのです。

当時同棲していた、今の嫁と家賃を折半、それどころか嫁の職場の家族寮に入れて頂き自己負担金額が3万円代まで下げることができました。

そこで食事代金まで見直して、皇居近隣で働いていたのですが、近隣の最も安い場所を探したり、おにぎりをもっていったりして何とか高丸慶社長の言葉に近づけることが出来ました。


そのような環境ができてくると、知らず知らずのうちにストイックになり、自己分析ができるようになり、大学を卒業する際の卒業論文のように、卒業し起業するためには会社にどんな恩返しをするのがいいのか?自分にとっての卒業論文や卒業試験に該当するものは何なのか?真剣に考えるようになり、お金を使う娯楽のような趣味がなくなり、空き時間があれば起業のことを考えるようになっていきました。

5万円に挑戦する必要はないですが、起業する前には「株式会社自分」の経営者として自分自身のお金の見える化、そしてお金の使用方法を考えていくことが重要かと思います。

今回のケースでは、お金の使用方法(投資)だけではなく、時間という資源の投資方法を考えるきっかけになりました。

ありがとう!高丸社長!

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