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  • Kosuke Tsubota

起業する前に話す

最終更新: 2019年6月29日


起業する前に、自分のアイディアをいろいろな人に聞いてもらうことをおススメします。アイディアを盗まれる心配なんて正直無用です。そんなに簡単に盗まれるアイディアならば、起業して軌道に載る前に盗まれている可能性の方が高いです。また、軌道にのるまで、完全に隠れていく方法もありますが、私個人の考えですが、それは何度か起業をしたことがある人がやる方法、もしくは社内起業、研究結果からの起業等の分野で実施する方法だと思います。

連続起業家の方は、あなたにあった方法で実践して下さい。

もしご協力できる分野があれば、いや、なくてもよろしければ、守秘義務契約しますのでお声がけください。

社内起業の場合は、社内規定に従って実践していって下さい。社内ベンチャーの体制は以前と比べると資金面に関しても、人材面に関してもここ最近大変整備されてきていると聞いています。研究結果から起業する場合は、研究の上司の意向等が重要になってきますが、自分が首席研究員の場合は、取得した研究費によって手法が変わってきますが、研究を最初に論文として出すのか?特許として出すのか?それとも特許を取得して、特許を起業したい人に使用権を渡して挑戦していって頂くか?いろいろな手段があると思います。【医療ビジネス】マニアであるので、その分野に関してもいろいろな手法を全部体験はしておりませんが、考えておりますので、興味がある方お声がけください。


何故?話した方がいいか?

さて、起業する前にいろいろな人にアイディアを話した方がいい理由ですが、まずは世の中に受け入れられるものなのか?それともとても説明が必要なものなのか?

自分はいいアイディアだと思っているが、どんな裏付けデータがあると信じてもらえるのか?学びがたくさんあるからです。

また、アイディアは自分の子供だと思っていても、不思議なぐらい似た考えをする人というのは世の中にいます。そして実行する人がいます。実行力の勝負になるので、実行力に火をつけるためにも話して下さい。

そんなことないって思うかもしれませんが、コロンビア大学の社会学者ウィリアム・オグバーンとドロシー・トマスは、科学者の伝記・手帳・ノート等を丹念に探して1940年から1901年までに起きた全ての同時並行的発見を証明しています。蒸気船に関しては5人の科学者が同時期に独自に発明されたとしているし、鉄道に伝記を応用したのは、市区なくとも6人の主張が認められている。これも偶然という必然だと考えられます。ハリウッドの映画も似たような作品が同時期に封切られることがあります。記憶に新しいところというか、私の好きな作品ですと、小惑星落下に関する「ディープインパクト」と「アルマゲドン」、アリのヒーロー「バグズライフ」と「アンツ」、思い当たる作品がきっとあるはずです。(テクニウムより、右上にリンクします)

不思議なことにこれは人間だけではなく、宮崎県幸島で有名な「芋洗い猿」の研究は、一匹の若い猿の行動が伝達していった「文化」「イノベーション」は人間以外にも起きるという証明研究とされていました。しかし、最近では、若い猿は一匹ではなく、同時多発的に何匹か現れたといわれています。確かに一匹の行動では、変化が生まれない気がしますが、同時多発的に同じような行動をしている猿が出てきたとしたら「イノベーション」が生まれ「文化」として定着したことも納得がいくと思います。


アイディアの価値を高めるには?


それぐらい、アイディアというものは、はっきり言うとチープであり陳腐なものなのです。実際に、写真の共有SNSと10年前に聞いてインスタグラムがこんなに流行るとは思っていなかったのではないでしょうか?正直、私は思いませんでした。それに実践・切磋琢磨が備わって初めて価値が生まれてきます。そして同じアイディアでも、インスタグラムとスナップチャットとサービスとしては大きく分かれていっています。起業の実践の第一歩が自分とだけ向き合う内向的にしないために、人と話すことが重要なので、是非とも実践してもらいたいものです。

出来れば、ヒアリングした人数と内容や属性、許可が取れれば肩書とお名前を記録していくと融資する際にも投資家を募る際にも強い情報になりますので、データ化していくことをおススメします。

また、外に出さなくても何かの事情で困った時等に、振り返る原点になるデータになる可能性にもありますし、変化した思考を再度相談しにいける可能性にもなるので、是非ともデータ化はしておいてください。

アイディアを人に聞いてもらう、意見をもらう時は、表面上おちゃらけてもいいですが、心の中は常に【真剣】でいて下さい。

【真剣】にです。【真剣】最近軽々しく使う方々がいらっしゃいますが、元々は武器・剣の名前です。そのため、使いこなせれば自分や他者を守る武器になりますが、使いこなせないと自分が傷つくどころか、死ぬ可能性もあるものです。自分だけならばまだいい方ですが、他人を傷つけることも、殺すこともある道具です。【真剣】という言葉は、それだけ強い言葉なのです。自分の人生を活かす可能性も殺す可能性もあると意識しながら、【真剣】にきいて下さい。ここでの会話が、そのまま資金調達する際のベンチャーキャピタリストやエンジェル投資家との会話のエレベーターピッチ(偶然もしくは必然的に1分間同じ空間にいた人に1分間以内に自分もしくは自分のプランに関心を向かせる会話術)の練習になります。ちょっとした会話も繋がっていくのです。友達に聞いてもらうのが恥ずかしかったら、アンケートの振りをして見知らぬ人に質問してもいいです。今の時代ならば、ツイッター等のSNSを活用してもいいと思います。慣れてきたら絶対に家族に話してみて下さい。起業家にとって【ワイフトラップ】という言葉、妻の反対にあって活動ができなくなるという言葉がありますが、実際には【ライフトラップ】人生の岐路で活動が出来なくなることが多いです。例えば祖父母の介護から親の介護、そして自分の子供に関することまでいろいろとあります。そして、家族を心から同意させることが出来なくても、熱意で了解を得られない、理論で説得出来ない場合は、他の人々を巻き込むことはかなり難しくなります。

絶対に家族には、話して下さい。一回では無理でも、活動していくうちに新しい情報が加わっていくはずです。それを楽しそうに、可能性が増えたように伝えていけば可能性は高まります。家族という絶縁しようとしても切るのにコストがかかる関係性だからこそ出来る練習方法です。

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