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  • Kosuke Tsubota

2019年10月BEST SPOT新宿御苑

毎月学んでいる書籍・映像・人物を取り上げてきました。

今月から学ぶものは、場所、SPOTがあることを実感したので、SPOTを追加していきます。写真は、東京医科大学病院・東京女子医科大学病院・慶應義塾大学病院に近い「新宿御苑」です。新宿駅から観るドコモタワーが、全く違くみえます。何気に年間来場者数が250万人を越えていて、5年前まで120万人ぐらいだった来場者数を2倍に増やしている人気スポットです。東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド+東京ディズニーシー)の来場者数が3,255万人、ユニバーサルスタジオジャパンが年間来場者数約1,500万人には及びませんが、現在盛り上がっているラグビーワールドカップ2019年の来場者数が約200万人(内海外から約40万人)に匹敵するものです。今年は、ラグビーワールドカップのお陰で日本への観光客が増えていて、ラグビーの試合と試合の間に日本観光をする海外旅行客が多いということで、新宿御苑で「日本2019」「ラグビーワールドカップ」というTシャツを着ている人や大変ガタイの良い外国人をお見掛けしました。

概要

SPOT名:新宿御苑

場所:東京都新宿区内藤町11

交通手段:徒歩5分(千駄ヶ谷駅、新宿御苑前駅、国立競技場駅、新宿三丁目駅)

徒歩10分(北参道駅、新宿駅)

開園時間:9:00(季節によって早朝開園イベント有)

閉園時間:10/1~3/14 16:30, 3/15~9/30 18:00但し7/1~8/20 19:00まで延長

入場料:大人500円/日(再入場可) 中学生以下無料 65歳以上250円

年間パス:大人2,000円

イベント:菊花壇展11/1~15 春の特別開園3/25~4/24


新宿といえば、ビル街のイメージが強い中、唯一の残された自然である新宿御苑。総理大臣が主催する桜の会の会場として有名ですが、江戸時代の下屋敷から宮内庁管理から環境省管理になって絶滅が危惧される国内の植物保護も実施していたり、各国の庭園(イギリス、フランスなど)景色がみえたり歴史的・文化的・環境学・植物学などなど文系・理系問わず感性を豊かにしてくれ(時に、癒してくれ)る公園です。大正天皇・昭和天皇の大喪の儀が開催された場所でもあります。ここ5年で国内外の人気から来園者が倍増していますが、桜の季節以外では、大きさからゆったりとした旅行にいった気分にさせてくれる身近な別世界です。

また、2018年末より芝生広場が「こども広場」に改称して、小学生以下に限り、他者に危険を及ぼさない遊具(幼児用ゴムボール・なわとび等)が使えるようになりました。また、芝生の中でピクニック用のイス・テーブルの使用も可能になったことから、散歩やジョギングだけじゃなくファミリーの場としての運動雰囲気が出来ています。(近いうちに、ヨガやピラティスなどする人なども増えてくると想像できます。)

今回ベストSPOTとして選んだ理由としては、ここ5年で来場者数が2倍に増加していることと、東京観光に来られる方、日本観光に来られる方が訪れてよかったとリピーターが増えている公園であって、2019年3月19日から入場料金を200円から500円と2倍以上に値段をアップしたのにその人気は衰えないという、値上げと利用者同時アップというビジネスとしてすごいことを成し遂げていることで取り上げました。ビジネスとして細かく考えてしまうと、絶滅危惧種の保存や文化財の保存などは費用対効果にあわないので、細かいところは考えないで欲しいのですが、クールジャパンと外務省が頑張っているものに対して環境省が管理している公園が世界に通用しているコンテンツであるというちょっとした不思議を感じて取り上げました。私は興味がなかったのですが「柔道JuDo」のように、日本語から世界共通語にまで昇華している「盆栽BonSai」の美しさと似ている日本庭園の美しさは、日本人としては当たり前になってしまっていますが、グローバル社会として活動していく中では、武器になる可能性があります。また私の少ない経験の一つですが、香港に出張に行った時に、香港で中国庭園の様なところに案内されて、興奮した記憶があります。

残念ながら行った場所の名前は憶えていないのですが、案内された時に感じた好意的な感情は、忘れることがないです。日本コンテンツを好んでもらうために、好意的な感情を生み出すものは、改めて見直す価値があると思います。また、新宿御苑は、外国人観光客の人気スポットランキングにランクインするロボットレストランがある新宿歌舞伎町にも近い、都会と自然のギャップが入り混じる感じがまた新宿御苑の魅力の一つなのかもしれません。

ちなみに、今や世界の注目すべきアニメーターとして有名な新海誠監督「言の葉の庭(2013)」の舞台は、ここ新宿御苑です。新海誠監督は、映画の中で代々木や新宿を登場させることが多いので、新宿御苑に行くまでの間にも他の作品の舞台に触れることが出来ます。

11月1日から15日までは、環境大臣主催の菊花壇展、通称「菊を観る会」が開催されます。菊花壇をライトアップして日本庭園の美しさを最大限に表すということです。日本のパスポートに大きく付けられている日本の国章は、菊の花がモチーフとなっています。日本が誇る「菊の紋」の「菊」の美しさを体験しにいってみて下さい。

尚、11月9日10日は、ライトアップにあわせてプロの尺八奏者の演奏も加わるということですので、五感全部使って世界に誇る日本コンテンツを味わうことをおススメします。


最後に、医療マニアとして江戸時代の一大ブームを創ったといわれる「内藤とうがらし」は、新宿御苑即ち内藤家下屋敷(東は四谷、西は代々木、南は千駄ヶ谷、北は大久保に及ぶ)で創られていました。江戸の蕎麦文化に一味加えたということですが、そもそも漢方として用いられていた唐辛子を、日常的に使用する薬味に変えたという点では、当時のサプリメントもしくは健康食材・エナジードリンクに該当するものです。漢方薬の生産地だった場所が、今は世界が訪れるところになっているというのは、医療マニアとしてちょっと不思議な気持ちです。

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