• Kosuke Tsubota

2019年10月BEST4冊その1

2019年10月に読んだ書籍は17冊でした。

読書の秋が終わったからでしょうか、読書量が減りました。いや、祖母の危篤と葬儀があったことを言い訳にして、読書時間が確保出来なかっただけですね。祖父・祖母から家訓として掛け軸にして教え込まれてきたこと「読書須兼才学識事処宜察去来今」(須らく書を読みて、才能・学問・知識を得て、事が起きた時は、今だけじゃなく未来・過去も考えて判断せよ)が護れていなかった。

自己研鑽が足りていないと反省します。


1:知られざる競争優位

2: 誘惑される意思

3:きんさんぎんさんが丈夫で長生きできたワケ

4:大人のお作法


1:知られざる競争優位

書籍:知られざる競争優位―――ネスレはなぜCSVに挑戦するのか

著者:フリードヘルム・シュヴァルツ

訳者:石原 薫

出版日:2016/4/8

出版社: ダイヤモンド社

ページ数:260ページ

Amazon評価:4.0

Amazon評価数:1


現在、社内でのCSV経営に取り組み始めている父親の棄てた書籍から頂きました。正直、有名な書籍なので、Amazon評価数が少ないことに大変びっくりしました。

この書籍は、 ネスレをより大きく育てたピーター・ブラベックの経営哲学に関する書籍です。特に、CSV経営 すなわち、Creating Shared Value(共通価値の創造) 経営です。ちなみにこの書籍に関して質問されたので、5歳の息子にCSVを簡単に教えたところ、ちょっと時間が経過してから、テレビを観たい5歳の息子が、テレビを観るために、母親に「(2歳の弟の)爪を切るためには、テレビがついていると逃げないよ」、弟に「テレビを観よう」と誘い、私に「みんなが好きなことをつくるんだよね」と言うという次世代の考え方・リーダーシップを見せつけられました。使い方はちょっと違いましたが、試みとしては間違っていなかったと感じさせられました。

資本主義と共産主義、各国の利害の問題など、今までと異なって、共通する目標を創り上げるということの重要性は理解していたのですが、難しいことだと思っていました。しかし、知識として確立された後に生まれた世代は、当たり前のこととして取り扱っていくという姿を見せつけられて未来の可能性を感じました。後日談ですが、保育園参観に行った際に、息子は「みんなでやろう!」と新しい水遊びを創って、クラス全員に役割をお願いして、全員で楽しでいました。そんなにリーダーシップを発揮しているタイプではなかったので、「Yes We Can」じゃないですが、「みんなで」というものの力をみせつけられました。

もう少ししたら、しっかりとCSVというものを息子にもう一度説明してあげようと思います。書籍そのものは、会社経営者としてのピーター・ブラベックの考え方だけじゃなく、ブラベックの経歴から人生哲学、そして地球人のリーダーの一人としての重要性が記載されている書籍でした。特に印象に残った言葉ですが、中国の古典の諺として引用されていますが「早く行きたければ一人で行きなさい。遠くに行きたければ、大勢で行きなさい。」という言葉でした。ブラベックは、遠くに行くための大勢の単位を一際大きくも捉えていて、地球人のリーダーの一人という考え方をしていて、今、無限の資産として扱われている「水」の重要性を訴えかけています。しかも、ダボス会議でしっかりとお金をかけてワークショップまで開催しているぐらい真剣に実施しています。ここまで真剣に遠くに行きたいからこそ、大勢で行動をとっている人を初めて書籍という間接的な関与ですが、刺激を頂きました。(ちなみに、馬場久美子エグゼクティブコーチの書籍【グローバルリーダーのための「トランジション・マネジメント」 海外駐在で成功するための条件】では、アフリカの諺として、紹介されている言葉です。)ブラベックは登山を趣味にしていて、登山家という側面ももっています。そして、登頂を天候などの外的要因・自分の体調や残りの食糧などの内的要因で目前でも諦めなければならないこと、その決断が本当に命がけの決断だということを知っているからこそ、登山に例える経営哲学は、いろいろとありますが、ここまで命がけのたとえ話は、腹落ちしてきます。


2: 誘惑される意思

書籍:誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか

著者: ジョージ・エインズリー

訳者:山形 浩生

出版日:2006/8/30

出版社: NTT出版

ページ数:416ページ

Amazon評価:3.5

Amazon評価数:12

訳者が翻訳しにくかったという本音が書かれている章があるぐらい本文が難しかったようですが、日本語としても難解です。読み始めたきっかけは、エグゼクティブコーチに紹介して頂いた書籍で、実は2011年1月に購入していたのですが、読破に苦労挫折している間に東日本大震災に突入して、実家に封印されていました。千葉県の実家がリノベーションしなければいけなくなったことから、書籍を引っ張り出してやっとこさ読みました。行動経済学の基礎ですが、「 ヒトはなぜ、ドラッグや酒やタバコ、ギャンブル、不倫、強情、問題の先送りといった、明らかに自分にとって有害だとわかっていること、後悔するとわかっている行動をとってしまうのか」というものを、哲学・ゲーム理論・神学・神経生理学など挙げればキリがない程の多様な視点で書かれています。ミクロ経済学をもっと、細かくしたピコ経済学を考えるのには、重要な書籍で、今もう基本とされている「ペルソナを創る」などの行為の基本となっていることを、あらゆる角度から書かれた本です。

アプローチが多様すぎるので、読むタイミングによって学びが変わるという素晴らしい作品です。


そして、読みるとわかるのですが、やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪


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