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  • Kosuke Tsubota

2019年10月BEST7映像その3

2019年10月、観た映像作品は、19作品でした。その中からおススメしたい7作品です。


1:SUITS

2:チェ・ゲバラ39歳別れの手紙

3:トゥルーマンショー

4:クラッシュ

5:ロダン

6:スペースカウボーイ

7:ビューティフルマインド

7:ビューティフルマインド

時間:2時間15分

公開:2001年

監督:ロン・ハワード

Amazon評価:4.2(星5=53%,星4=28%,星3=10%,星2=4%,星1=6%)

Amazon評価数:304


2001年度アカデミー賞R主要4部門(作品賞、助演女優賞、脚色賞、監督賞)を受賞作品です。また、監督賞を受賞したロン・ハワード氏は、名前を知らなくても、その後は、巨匠ダン・ブラウン氏の名作「ダ・ヴィンチコート」の映画を手がけて、それ以降ダン・ブラウン氏の名作を映像化しています。同じく伝説的な人を手がけた映画では、2016年のドキュメンタリー監督作品「ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years」も素晴らしいです。きっと広告含めて間接的に彼に接したことがある人が多い素晴らしい方です。監督だけではなく、この作品は他にも魅力満載で、ゴールデングローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞という、ノーベル経済学賞受賞者で伝説的なジョン・ナッシュ氏を描いた映画としては、肩を並べられるぐらい受賞している伝説的な名作です。

仕事として日常的に触れているゲーム理論を経済学に応用することをしたり、彼自身の名前になっている「ナッシュ均衡」を創り上げたりした伝説的なジョン・ナッシュ氏を映画にした作品です。


ジョン・ナッシュ氏は、2015年に人類の損失ですが、数学のノーベル賞「アーベル賞」の授賞式の帰り道のタクシーの交通事故でお亡くなりになられました。なので、2001年に公開された時には、まだご存命でした。生きていらっしゃる伝説を作品にすることの難しさも感じながら、生きていたからこそ出来たものもある最後の作品なんじゃないかなと感じるところがあります。その一つが優しさの一つで、映画の中では、「新種の非定型抗精神病薬を取っていたとされているところ」と事実と変えています。その理由は、ナッシュが、映画のシナリオライターに、同じ障害を持っている人々が映画によって服薬を中断することのないようにと配慮してもらったということです。

障害を持って苦しで、乗り越えたからこそ出来る人への配慮と優しさです。ジョン・ナッシュ氏は、映画の中では、変人天才扱いされていますが、そのようなエピソードから考えると実際は、もう少し人への配慮が出来る優しさを持ち合わせている人なのではないかな?でも、映画で取り上げられているというのは、人生の一部の期間でしか過ぎず、その後に身に着けられたものなのかな?なんてことを考えることが出来る作品です。ただ、作品自体は、全体的に暗く、ナッシュが天才だと感じるストーリーや、天才だからこそ解決した部分だけが、ちょっとスカッとしますが、それ以外はどんよりします。ただ、優れた芸術家は数学的能力が高いということを感じることが出来たり、

「数学者は、全ての物事が、数学で表現できる」というエピソードを体感することが出来たりする作品です。正直この作品を観るまでは、上記の言葉は、大げさな話だと思っていましたが、何となく数学者や芸術家たちの世界に触れることが出来た気がします。天才として取り扱われているところを取り除けば、統合失調症の辛さや苦しさを訴えてくれる作品でもあって、「薬」というものが、患者さんにとってどのような価値を提供するものなのだろうか?という医療ビジネスやヘルスケアビジネスの根本となるような哲学的な問いも心に残してくれます。ジョン・ナッシュ氏だったならば、この哲学的な問いも、計算式にキレイに表してくれるんだろうなぁ。

Amazon評価が低い部分は、このどんよりとした世界や幻覚の世界の表現に関してでの好みが分かれている感じがします。その好みの良しあしと思われるのがAmazon評価が高い人々も「苦しいけれど素晴らしい作品でした」や「どれが真実でどれが幻覚か分からない」という形で、似たものを味わっています。

病気の表現方法は、みている側も何が現実か分からなくなる。記憶が混乱する部分があります。これは、統合失調症だけじゃなく、何が現実か、過去の記憶なのか?現在なのか?が分からなくなる症状である認知症でもみられる症状なので、患者教育や医療従事者の教育にも使用したい映画作品です。

映画は、1947年にプリンストン大学大学院に入学するところからスタートします。日本にとっては、1945年の敗戦後初めて、箱根駅伝が復活したり、中山競馬場が再開したり、第1回参議院議員通常選挙に日本国憲法公布が行われたり、日本国外でも、エリザベス王女が、ギリシャ王子フィリッポス(フィリップ)と結婚したりした時代です。戦争が過去のものとして変わっていく世の中がある反面、アメリカでは、ソ連という二大巨塔に分かれたために、未だに戦争の残り香がいろいろと感じることが出来ます。


少し余談となりますが、統合失調症は、日本国内では1937年から2002年まで精神分裂病という病名でした。名称が変わった理由としては、差別的な意味があるということを理由に、 日本精神神経学会が変更しました。最近では、変更して約20年経過したためか、統合失調症と精神分裂病が別の病気、もしくは精神分裂病は亡くなった病気だという勘違いも生まれていますが、この映画が公開された次の年に日本での病名の名称が変更になったということも頭の片隅に入れてみてみるとまた違った学びがあります。


新しい視点・知識が入ってくるとやはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪

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