• Kosuke Tsubota

2019年8月BEST5冊

2019年8月に読んだ書籍は48冊でした。

2019年8月のベスト5冊は、下記5冊です。


1:それしか ないわけ ないでしょう

2:銀河鉄道の父

3:世界の政治思想50の名著

4:新版 本多静六自伝 体験八十五年

5:人たらしの流儀


1:それしか ないわけ ないでしょう ヨシタケシンスケ 白泉社2018年11月2日

発想絵本という新たな分野を開拓したヨシタケシンスケさんの名著です。8月は長男の誕生日であるために、親を筆頭に祖父母も含めて子供に提供したい図鑑や絵本など多量な子供本が我が家にやってきました。その中でも、毎晩読むことをリクエストされる作品で、親としても面倒くさくならず、一緒に楽しめる最高の作品です。主観だけじゃなく、実際に数値にも表れていて、2018年11月発売直後に緊急増版3万部になって、1週間以内に10万部の記録を達成しました。

書籍は、ロングテラービジネスと言われている中でも、絵本は超ロングテラービジネスで、10年経過して成功の有無が分かると言われてきた中、オリジナル絵本シリーズが10年も経過せず、いや半分の5年で100万部を超えている売れっ子絵本作家いや、イラストレーターさんです。そのオリジナル絵本シリーズで、発想絵本という人々の発想を促して、発想力を培う分野を築き上げました。クリエイティブ力が必要だと言われている時代に最も適した作品で、子供の発想力を制限することなく、どんどん伸ばしていく素晴らしい作品です。その中でも、この作品は「それしかないわけないでしょう」というタイトル通りに、世の中の選択肢をどんどん広げていくことを伝えてくれる最高の作品となっています。

起業家必読書籍といってもいいと思っていますし、この絵本を読んで成長した子供が、起業家として活躍していく未来が創造できる作品です。そのような未来をいろいろと感じさせてくれるので、正直同じ絵本を毎日読むことを苦痛とする自分ですが、この絵本は苦痛にならずに毎晩子供に読んであげることができる、親子ともども楽しめる作品です。やはり、人と共有することが出来る作品はステキです。最後に、ヨシタケシンスケさんは共同アトリエ・クリエイティブユニット「スタジオビックアート」を立ち上げて活動してきて、新しい分野を創り上げました。完全に起業家な方だと尊敬しています。


2:銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞 門井慶喜 講談社2017年9月13日

2017年に第158回直木賞受賞した作品なので、ご存じな方も多いと思います。私は、不勉強なことに知らずにいて、妹の義父にご紹介して頂いて読み始めました。タイトルの「銀河鉄道の父」とありますように、名著「銀河鉄道の夜」の作者である宮沢賢治の父である宮沢政次郎の父親としての物語です。父親になったからこそに共感できることや父親としての葛藤という部分が多々とあって、子供が育っていくのにつれて度々読み返したい作品です。また、宮沢政次郎氏は父親から事業を継いで、新しく事業を大きくしていった人間です。そのために、子供に引き継ぐことを考えて、宮沢賢治に引き継ぐことを挑戦します。

でも、宮沢賢治の家業との相性の悪さや、宮沢賢治の未来を考えて事業を自分の代で終わらせることを考えていく。実際には、家業を宮沢賢治の弟の宮沢静六に引き継ぎますが、事業は自分の代で終了させています。経営者としての立場、経営者としての子育てを知ることが出来たり、考えたりすることが出来る作品はなかなかないのですが、こちらの作品はその点でも起業家に読んで頂きたい作品です。宮沢賢治が父を越えようと葛藤している姿も描かれているので、家業がある方で自分の進路を考えている方にもおススメです。私は、4代に渡って創業する起業家家系であって、「親を越えたい。」「祖父を越えたい。」という気持ちが潜在的にあることに気が付かず起業しました。

事業売却や事業譲渡をしてきた人間です。一度、取締役会で、自分の潜在意識に「先祖を越えたい」という気持ちがあったことを伝えて、組織が一体化したことがあったので、この宮沢賢治の葛藤にも入り込んで夢中になって読んでしまいました。直木賞と耳にすると「大衆小説の文学賞でしょう。」と読書に時間を割かない経営者の方もいると思いますが、こちらは経営者の父としての葛藤もキレイに描かれているので、是非とも読まれることをおススメします。


3:世界の政治思想50の名著

2018年BEST BOOK 世界の哲学50の名著」でも紹介したトム・バトラー=ボードンさんの名著です。医療マニアとして、とても大切にしている書籍です。というのも、医療というものは、国の政治制度によって、かなり位置づけがかわります。とても極論で説明すると、世界的には、大きくヨーロッパの高額税で手厚い福祉制度とアメリカ合衆国の完全自己責任の医療制度というものがあります。各国そのバランスを上手にとっているようにみえますが、似たような制度でも制度が創られた背景でもあって土台でもあるのが、政治です。その政治の根本にあるのが、政治思想というものです。政治思想というものは、国や土地を越えていくものです。例えば、インドでガンジーがイギリス相手に実施した思想が、アメリカのマーティンルーサーキングジュニアに引き継がれ名スピーチ「I have a dream」がうまれ黒人の世の中を変えました。また、その思想を土台に考えて、暴力がない状況で本当に世の中を変えることが出来るのかと葛藤しながら、アフリカで実践されて昇華させていったのがマンデラ大統領です。

そのマンデラ大統領の想いをついで現在AU(アフリカユニオン)がありますので、完全に現代に繋がっています。グローバルな社会、どこの国がどの思想を土台に創られているのかを知ることは大変重要です。私は医療マニアとしてそのように考えていますが、起業家は時代の流れ及ぶその国の経済の土台を知る必要があるので、読むことをおススメします。


4:新版 本多静六自伝 体験八十五年 本多静六 (著), 本多健一 (監修) 実業之日本社 2016年12月27日

簡単に説明すると、東京の日比谷公園を創った本多静六翁の自伝です。起業家として一番実感し、よく耳にする言葉「人生の最大幸福とは、職業の道楽化にある。」を産んだ方です。今の一万円札である福沢諭吉先生の義子である事業家福沢桃介氏や次の一万円札である渋沢栄一氏、東京市市長の後藤新平氏とも交流があった方で、彼らとの交流も赤裸々に描かれていて歴史的起業家の方々の交流を知るところでも面白い作品です。本多静六自身は、東京大学の教授ということで完全な研究者ですが、日本に名前を残す事業を実施していって蓄財投資家として有名になっているところから、起業家マインドはビンビン伝わる作品です。昔の人に負けらんねぇ!


5:人たらしの流儀 佐藤優 PHP研究所 2013年3月5日

学生時代に佐藤優氏の講演に潜り込んでみてからの佐藤優氏のファンです。潜り込んだ時は、正直全く知らず、経営者が集まって早朝勉強する会が帝国ホテルで行われると耳にしたので、その環境に触れたくて参加しました。

「朱に交われば赤くなる」というように、起業家に憧れていた自分は、経営者の中に入ろうとしていました。佐藤優氏は大変知的であるために著作を読むのに覚悟がいる時がありますが、この作品は、インタビュー形式で執筆された作品で、インタビュアーの方が幼稚な質問も躊躇なくされるので、大変あっさりとしていてすぐに読める構成となっています。佐藤優氏の日本のCIAと呼ばれて、起業家として必要な情報収集ネットワーク構築、分析能力、情報収集方法などが満載として書かれている作品です。


以上が、2019年8月に読えいいと思った作品です。おススメですので、是非とも読んでみて下さい。

そして、読みるとわかるのですが、やはり、チャンスは、いろいろなところにあります。ワクワク喜ぶことを起業しましょう♪


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