早産児を救うAI・WHOのAIガイドライン6つの基本などなど

ごきげんさまです。喜業家つぼです。

喜業家つぼのヘルスケアニュース何卒よろしくお願いいたします。

死亡リスク評価AIが早産児を救ってくれたり、高齢者の表情で痛みの評価をAIがしてくれたり、本当にヘルスケアの世界AIが揺りかごから墓場まで支援してくれるようになってきましたね。これが生活に浸透してくる未来も遠くなさそうです。実際に栃木県では保健事業支援AIを活用することになりましたし、浸透してくるからこそ、先月WHOが医療AIのガイドラインを出しました。今回取り上げたニュースは、すごい粗いですが基本理念の説明されていてわかりやすかったので紹介させていただきました。


1)早産児を救うAI

2)保健事業支援AI 栃木県

3)高齢者疼痛評価AI

4)WHOのAIガイドライン 6つの基本理念

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※下記ニュース概要は引用です。

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1)早産児を救うAI

https://aitimes.media/2021/06/30/8353/

新生児死亡の50%以上が早産児で発生しているとされ、世界的にも早産率の上昇傾向が問題視されている。早産児への新生児集中治療室(NICU)でのケアに際し「死亡リスク」を評価することは、専門医による治療選択など臨床的意思決定の助けとなる。従来の複雑な死亡リスク算出システムよりも現場負担の少ない「AIによる死亡リスクスコア算出」に関する研究が、オーストラリア・ジェームズクック大学のグループで行われている。

ジェームズクック大学のニュースリリースでは、同大の研究グループが開発した「NAIMS: Neonatal Artificial Intelligence Mortality Score」と呼ばれる、AIによる新生児死亡リスク評価スコアを紹介している。研究成果はComputers in Biology and Medicine誌に発表された。NAIMSは、出生時体重・妊娠期間・性別・心拍数・呼吸数などというシンプルな情報で直近12時間のデータから3 / 7 / 14日以内の死亡リスクを評価する。スコアの性能は「3日以内の死亡リスク」で最高となったが、ここではAUROC 0.9336を達成し、従来のリスク評価手法よりも優れた性能を示しているという。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0010482521003152#!

https://www.jcu.edu.au/news/releases/2021/june/ai-breakthrough-in-premature-baby-care


2)保険事業支援AI 栃木県

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000067590.html

 株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたび、栃木県と栃木県国民健康保険団体連合会(以下、栃木県国保連)に、AIを活用した保健事業支援サービス(以下、本サービス)を提供しました。2021年6月から、栃木県内において糖尿病の重症化予防に向けた本サービスの本格運用が開始されます。

https://www.innervision.co.jp/products/release/20210814

栃木県では,県民の糖尿病重症化予防のため,2017年度から「栃木県糖尿病重症化予防プログラム」*1に取り組んでいる。これまでは,市町が県から提供された県プログラムに基づく保健指導の対象者リストをベースに,限られた人的資源の中,より糖尿病リスクの高い被保険者に保健指導を行うため,年齢・性別・既往歴などの情報から手作業でさらに対象者を絞り込んでいた。今回,日立の医療ビッグデータ分析技術・ノウハウ*2を活用し,過去8年分の個人を特定できない匿名化された医科・調剤レセプトや健診のデータ*3を基にした,糖尿病の重症化予測に特化した栃木県独自の予測モデルを構築した。これにより,保健指導対象者の糖尿病リスク度が付与されたリストを提供することが可能となり,市町の負担が大幅に軽減されることとなる。


3)高齢者疼痛評価AI

https://aitimes.media/2021/06/30/8357/

高齢者ケアにおける疼痛評価は容易ではない。疼痛は本質的に主観的であるが故に定量化が困難で、現代においても臨床現場ではその評価を「観察」と「申告」に基づいている。ただし、高齢者は認知症を含む種々の背景疾患を持つため、感情の発露、意思の表明が時として不十分となる。このことは疼痛評価と管理を難しくしており、不適切な疼痛治療は生活の質低下に直結する。

表情分析によって疼痛を客観評価するAIアプリ開発を行うPainChekはこのほど、「高齢者ケアにおける現代の疼痛評価」と題した詳細なレポートを公開した。ここでは、既存のゴールドスタンダードと言える疼痛管理を「テクノロジーを利用することでどうサポートできるか」に焦点を当てた解説がなされており、疼痛評価をいつどのように実施するかのガイダンスも併せて提供する。PainChekアプリは、臨床スタッフが検出できない「微妙な表情変化」を評価することで、鋭敏かつ正確な疼痛評価を実現するとし、精度95%・感度96%・特異度91%を謳う。

https://www.painchek.com

https://www.painchek.com/whitepaper-modern-pain-assessment-in-aged-care-uk/


4)WHOのAIガイドライン 6つの基本理念

https://gigazine.net/news/20210701-who-ai-guiding-principles/

WHOが2021年6月28日に、今後のWHOの活動指針となる「すべての国で人工知能(AI)が公共の利益のために機能するようにするための6つの基本理念」を発表しました。その中でWHOは、AIが人の自由や人権を侵害するものであってはならないことや、世界中のすべての人々がAIの恩恵を受けられるようにする必要性を訴えています。

1:人間の自律性を守ること

2:人間の幸福と安全および公共の利益を促進すること

3:透明性・説明可能性・理解可能性を確保すること

4:レスポンシビリティ(責任)とアカウンタビリティ(説明責任)の醸成

5:インクルージョン(包括性)と公平性の確保

6:レスポンシブで持続可能なAIの推進

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